妊娠5週に入った時の事。
仕事中にトイレに行くと少し出血してた。
お腹張ってるからそのせいだろうと少し様子をみてみようと思ったが…やっぱり気になってしまって少し時間置いてまたトイレへ……
さっきよりも出血の量が増えてる。
妊娠してるのに出血…。考えられる事はひとつしかなかった。
『流産』
という事が頭から離れなくてパニックになって泣きながら急いで病院へ…
内診の結果
『子宮が収縮したりする為』
との事。
止血剤と張り止めの薬を処方してもらい安静にする事に。
薬は飲んでいたが、その3日後今度はドロッとした出血が…
『胎児に染色体異常があるかもしれない』
と医者に言われる。
妊娠初期の流産の原因は大体が胎児の染色体異常でうまく成長できないからだそう。
でもそれは流産して出てしまった胎児を調べて初めて判る事みたいなので、今の段階でははっきりそう言いきれないとの事だった。
まだユカヒコさんの赤ちゃんは心拍が確認できるから流産止めの注射とまた止血剤を出してもらった。
その日の夜中。トイレに行ってみると便器一面真っ赤。生理の時とは比べられない位の出血の量…
『もうダメだ………』
と思い不安で眠れなかった。
次の診察はその3日後。
この時は大分出血も治まっていた。
内診の時、赤ちゃんの様子を見るとちゃんと心拍が見える。
『よかったぁ…(´∀`)』
と安心したのも束の間。診察台のカーテンの向こうから聞こえた言葉はあまりに残酷な物だった。
医者;)『あ~これはもうダメ。流産』
あまりに淡々とした口調。一瞬何を言われたのか理解できなかった。
ユ;)『でも心拍みえてるんですけど…』
医者;)『こんな弱いんじゃもう無理ですよ。胎児に異常ありますから』
……でもまだ心臓動いてる。赤ちゃん、必死に生きてる。諦めたくない
ユ;)『また元気になる可能性はありますか?少しでもあるなら待ちたいです。赤ちゃん生きてるし…』
医者;)『待ちたい?こんなの待っても無駄ですよ。次の妊娠を考えるならすぐに処置する方がいい。早い方がいいから明日。帰る前に手続きしていって』
………目の前が真っ暗になった。
だってまだ赤ちゃんは生きてる。生きてるのに流産?手術して殺してしまうの?なんで?なんで?
あまりにショックでフラフラになりながら言われるがまま手続きに。
嗚咽とも言えるような泣き声と溢れ出す涙。
周りの目なんかどうでもいい。
倒れ込む様に泣き崩れた。
手続きが終わりTスケさんの待つ車へと戻る。
Tスケさんは何にも言わなかった。
ただ黙ってユカヒコさんの側にいた。
家に帰ってもなかなか涙が止まらないユカヒコを見て、Tスケさんは何事もない様に振る舞う。
この時は『なんで何にも言わないの!?なんとも思わないの?』と思ったが、今考えるとユカヒコの事を考えたが為の行動だったんだろう……
二人でベッドに入った時
ユ;)『明日で赤ちゃんとお別れだね。産んであげられなくてごめんね』
何も言わないTスケさん。……しばらくするとユカヒコさんのお腹にTスケさんの手が……
T;)『赤ちゃん、バイバイ…またいつかきてね』
と、赤ちゃんに話しかけるTスケさんを見ると、Tスケさんも泣いてた。
泣きじゃくるユカヒコを支えるために自分はずっと泣くのをこらえていてくれた。
Tスケさんの涙を見て、やっと止まったユカヒコの涙がまたせきをきった様に溢れだす。
彼の気持ちを考えず、彼の優しさに甘えてばかりで…自分だけが辛い顔して泣いて…Tスケさんに申し訳なかった。
Tスケさんも辛いよね。ごめんね。
今Tスケさんはどんな気持ちだろう。
必死で生きようとしている赤ちゃんはどんな気持ちだろう。
まだ生きてるのに殺されてしまう赤ちゃんの苦しみを考えると胸が引き裂かれそうだった。
この夜は、Tスケさんと一緒に赤ちゃんにたくさん話しかけて3人でお話して、最後だろう夜を大切に大切に過ごした。
『赤ちゃん、ごめんね。せっかくパパとママの所に来てくれたのに。苦しいよね、怖いよね。産んであげられなくて本当にごめんね。……またいつかパパとママの所に会いにきてね。ありがとう』
と。
………………………続く☆彡
仕事中にトイレに行くと少し出血してた。
お腹張ってるからそのせいだろうと少し様子をみてみようと思ったが…やっぱり気になってしまって少し時間置いてまたトイレへ……
さっきよりも出血の量が増えてる。
妊娠してるのに出血…。考えられる事はひとつしかなかった。
『流産』
という事が頭から離れなくてパニックになって泣きながら急いで病院へ…
内診の結果
『子宮が収縮したりする為』
との事。
止血剤と張り止めの薬を処方してもらい安静にする事に。
薬は飲んでいたが、その3日後今度はドロッとした出血が…
『胎児に染色体異常があるかもしれない』
と医者に言われる。
妊娠初期の流産の原因は大体が胎児の染色体異常でうまく成長できないからだそう。
でもそれは流産して出てしまった胎児を調べて初めて判る事みたいなので、今の段階でははっきりそう言いきれないとの事だった。
まだユカヒコさんの赤ちゃんは心拍が確認できるから流産止めの注射とまた止血剤を出してもらった。
その日の夜中。トイレに行ってみると便器一面真っ赤。生理の時とは比べられない位の出血の量…
『もうダメだ………』
と思い不安で眠れなかった。
次の診察はその3日後。
この時は大分出血も治まっていた。
内診の時、赤ちゃんの様子を見るとちゃんと心拍が見える。
『よかったぁ…(´∀`)』
と安心したのも束の間。診察台のカーテンの向こうから聞こえた言葉はあまりに残酷な物だった。
医者;)『あ~これはもうダメ。流産』
あまりに淡々とした口調。一瞬何を言われたのか理解できなかった。
ユ;)『でも心拍みえてるんですけど…』
医者;)『こんな弱いんじゃもう無理ですよ。胎児に異常ありますから』
……でもまだ心臓動いてる。赤ちゃん、必死に生きてる。諦めたくない
ユ;)『また元気になる可能性はありますか?少しでもあるなら待ちたいです。赤ちゃん生きてるし…』
医者;)『待ちたい?こんなの待っても無駄ですよ。次の妊娠を考えるならすぐに処置する方がいい。早い方がいいから明日。帰る前に手続きしていって』
………目の前が真っ暗になった。
だってまだ赤ちゃんは生きてる。生きてるのに流産?手術して殺してしまうの?なんで?なんで?
あまりにショックでフラフラになりながら言われるがまま手続きに。
嗚咽とも言えるような泣き声と溢れ出す涙。
周りの目なんかどうでもいい。
倒れ込む様に泣き崩れた。
手続きが終わりTスケさんの待つ車へと戻る。
Tスケさんは何にも言わなかった。
ただ黙ってユカヒコさんの側にいた。
家に帰ってもなかなか涙が止まらないユカヒコを見て、Tスケさんは何事もない様に振る舞う。
この時は『なんで何にも言わないの!?なんとも思わないの?』と思ったが、今考えるとユカヒコの事を考えたが為の行動だったんだろう……
二人でベッドに入った時
ユ;)『明日で赤ちゃんとお別れだね。産んであげられなくてごめんね』
何も言わないTスケさん。……しばらくするとユカヒコさんのお腹にTスケさんの手が……
T;)『赤ちゃん、バイバイ…またいつかきてね』
と、赤ちゃんに話しかけるTスケさんを見ると、Tスケさんも泣いてた。
泣きじゃくるユカヒコを支えるために自分はずっと泣くのをこらえていてくれた。
Tスケさんの涙を見て、やっと止まったユカヒコの涙がまたせきをきった様に溢れだす。
彼の気持ちを考えず、彼の優しさに甘えてばかりで…自分だけが辛い顔して泣いて…Tスケさんに申し訳なかった。
Tスケさんも辛いよね。ごめんね。
今Tスケさんはどんな気持ちだろう。
必死で生きようとしている赤ちゃんはどんな気持ちだろう。
まだ生きてるのに殺されてしまう赤ちゃんの苦しみを考えると胸が引き裂かれそうだった。
この夜は、Tスケさんと一緒に赤ちゃんにたくさん話しかけて3人でお話して、最後だろう夜を大切に大切に過ごした。
『赤ちゃん、ごめんね。せっかくパパとママの所に来てくれたのに。苦しいよね、怖いよね。産んであげられなくて本当にごめんね。……またいつかパパとママの所に会いにきてね。ありがとう』
と。
………………………続く☆彡