関西に行く度に、その場で、近くにあるヴォーリズの建築物を調べて
行ってみたりしています。
クラッシクな面持ちと(ルネッサンス様式とかいうやつらしい。。。)
神戸旧居留地のビルなど存在しているだけで街の雰囲気を変えるような力を持っています。
物語を感じます。
そんなところに、ミサワホームAプロジェクトのWEBで
これからの日本の住まいについて、武道家でもあるフランス哲学者である内田樹さんと
建築家さんのトークイベントが載っていました。
http://www.a-proj.jp/event_r20100911_01.html
今の家は核家族が多く、家全体がプライベート空間なのが主流ですが
昔の家は、公と個の部分が一つの空間に存在し、その棲み分けを
建築という部分が担っていたという説にとても興味を持ちました。
公でありながら公だけでないものがある空間って、それはヴォーリズの設計に通じる部分があり
それが物語性と感じていたことと重なることに気づきました。
なんだか”粋”という言葉にも繋がるような気がします。
住まいという入れ物も、社会が変化するにつれ変わるし、今のような個人の趣味趣向が重要視
される世界も行き過ぎると息が詰まるのか。。色々考えさせられました。
自分だけしかない息苦しさ、自分がなくて我が強かっただけのような偏狭な考えに反省し
バランスよく個と公がはっきり存在した昔を見直し、回帰しながら、新しく進歩し成熟していくような
明るい日本の未来を感じることができました。