お食い初め
全然書いてなかった(笑)年明けてた(笑)気づけば娘も4ヶ月に。ぐんぐん成長し現在【体重7キロ 身長70センチ】これが会社の業績だったらいいのに…(遠い目)しかし、身長の伸び具合足るや平均なんて全然気にしてなかったけど「生後半年ぐらいですか?」って言われることが多かった原因はこの大きさだったことが判明しました身長が急激に伸びたことで60~70の服がぱっつんぱっつんになりまして『赤ちゃんはすぐ大きくなる説』を身をもって実感している他にも・近くにあるものを握ってぶんまわす・とりあえず何でも口に持っていく・一人で横を向けるようになった・嫌なときは奇声をあげてクレーム・顔をペシペシ叩いたりたりつねったり(痛い)・あやすと声をあげて笑う(気分によっては冷めた目で見ている…気がする)・授乳回数が5~6回くらいのペースになった・遊び飲みをするようになった(お陰様で乳首がえげつないぐらい伸びた)・背中スイッチが一度作動すると【置いたことを悟られてはいけない】というガキ使ルールが導入される(眠すぎてフラフラしてる私のケツを誰か叩いてほしい)・でも案外、転がして横で狸寝入りしているとそのまま寝てくれるときもある(顔をしばかれても反応してはいけない)キツいこともあるけどどうせなら何でも楽しもうという精神の夫婦なのでとにかく面白おかしく育児ができればと思ってる。だから毎日が新鮮で面白い!娘は身近な私達を見て育つのだから私達がまずは母である私が楽しく愉快でいたいと思う。娘!どんどん大きくなれー!ということで昨年に遡ってお食い初めのことを。(展開がおかしい)…さてお食い初めは私達夫婦と私の父のみの参加。こじんまり地味に行いました。昼間は予定があったので帰ってきてからお食い初めをすることになってたんですよ。…いや、うん、バタ狂った(*バタバタしすぎて狂うこと)。まぁ事前に準備してなかったからなんですけどこれしてる間にあれやってんであぁしてこうして…余った時間で飾り付けしたり娘着替えさせたり写真撮ったりやばいさばけすぎ。完璧だわ。て感じだったんですよ。想像では。まぁ都合よく動いてくれますからね、想像上の自分は。まじで、できる女なわけよ。この人のもとで働いて、社会の酸いも甘いも経験していきたいって。ずっと着いていきます姉さん!って思わせてくれるような。でも現実、できないんですよ。言ってほしい、ちえみに。「ダメウーマン!!!」って。途中で何度もちゃぶ台ひっくり返そうかと思いました。まずね、作る前からしくじってるんですけどナマ物は傷むから当日に買おう!ってとりあえずいつもいくスーパーで目星だけつけといたんですよ。そしたらね、ないのよ。鯛と蛤が。正確には蛤はなかった。鯛はね、あったのよ。あったんだけどね、いつも一匹ドン!って売ってる鯛がまっぷたつにぶった切られてましてん。たいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおん!!!!うそでしょ!!!うそだといって!!!!とりあえず精肉コーナーまで探しにいっちゃったよね。何を思ったか、テンパッて精肉コーナーのおばちゃんに、鯛と蛤ないんですか?って聞いてた。かなり変な目で見られた。改めて鮮魚コーナーのお兄ちゃんに聞いたら「あ~今日だけ仕入れてないね~」「鯛ね~今日のは大きかったから~カットしてるのしかないね~」まてまてまて。お願い今すぐくっつけて。なんか裏にセロとかいないの?あの人看板からハンバーガーとか出せるやん魚つなげるぐらい余裕やろ心の中では鮮魚コーナーの兄ちゃんの足にすがって鯛を~!鯛を~!て懇願してたけどなんてったって大人だからさポーカーフェイスかまして余裕なふりして店出たけど車に戻って旦那に泣きついたよねだって今日は娘の大事な一大イベントやん?私だって娘のために作る初めての料理やっつーことでルンルンで買いにきたやん?なんならちょっとスキップしながらきたやん?なのに!対面したのは真っ二つにぶった切られた鯛!そら泣きつきたくもなるわ。セロに頼みたくもなるわ!まぁとりあえずちんたらしてる時間もないから他のスーパーにダッシュ!ゲットできた!鯛は。これ鯛?ってぐらい小さい鯛。世界最小なの?てぐらい。でもいい!鯛に変わりはないんだから。さぁあとは蛤や!蛤~!蛤~・・はまぐり~・・・ない。蛤がね、蛤がどこ探してもないのよ。ここになきゃどこにあるねんな!てぐらい海産物の品揃え豊富なスーパー行ったのに。近くにいたおっちゃん店員に「あの、蛤ありm「ないよ」って。なんで食い気味。何さ!嫁と何があったか知らんけど!(余計なお世話)そんな食い気味で来なくてもいいやんけ!もう何もない田舎のトップ2の店になきゃもうどこもないわ!!!一体どこにあんのさ!みんな潜って採ってんの?世の中の母は実は海女さんなの?結局、蛤の代わりにあさり買った。二枚貝だったらいいって。誰かが言ってたもん。モノじゃない。ハートが大事だって。とりあえず食材は揃った。でももう既に疲労困憊。段取り悪すぎる自分を一回どっかに埋めたい。埋めたとこからスプラウトぐらい生えてきたらいいな。そんなことを思いながら家に帰るなり作り始めたんだけどあら?なんか、まって。え?『魚って怖くない?』いやちょっと聞いてほしい。漁師の嫁とかにめっちゃ怒られそうだけどとりあえず聞いてほしい。まぁもともと魚介類苦手ってことで触れあってこなかったのはある。お魚とは。距離を置いてたっていうのかな。私たち住む世界が違うみたいね、お互い別の世界で生きましょ?って。だからさ、頭ついてるお魚とのご対面は生きてきてこのかた1度もなかったわけ。よく嫁にいけたな。平成の時代に生を受けて良かったよ。今まで水族館で見ても、調理された魚見てもなーんも思ったことはなかった。でもいざ自分が触るとなると「めちゃくちゃ目ぇ合うやん・・・」死んだ魚の目って初めてちゃんと見た。もう触る度に首もとがゾワーッてなるわけ。身体中の毛が逆立つわけ。でもね、ふと娘をみたらこっちを見てニコニコ笑ってるのよ…頑張っておかあしゃん!って言ってた。聞こえたもん。なにをしてるんや私は!娘のための祝い膳やないか!弱音吐いてる場合じゃない!待っててね。お母さん、お魚さんと分かりあってくる!(まっすぐな目)むすめのおかげで意を決して調理再開したら旦那が、「そこまで嫌がられて、なんか魚が可哀想」一回携帯貸せよ。とりあえず電話帳のカ行消すわ。旦那からの余計な一言でテンションがた落ち。私の目の方が魚より死んでた自信ある。そこから、娘からのエールと旦那への恨みを力に変えて、職人顔負けの手さばきで終わらせた。(塩を振ってひれに揉み混んで、踊り串しただけ)もうね、全てが終わって気付いたら給湯器の42度っていう標示をただただ見つめてたわまじでヤバイ奴だわそんなこんなでできたお食い初め膳がこちら!Instagramとかブロガーさんが載せるおっしゃーなもんとは程遠いしあんだけ分かち合ったはずの鯛とか全っっっ然踊ってないしむしろ尾が強制的に持ち上げられてるだけでフリンジついてる?て感じだし蛤あらため、あさり汁だし赤飯なんてパックのやつで冷めたらよそった分全部、塊で持ち上がってくるし飾りつけなんて一個もしてないし娘も着替えさせすらしてないから当初のキャリアウーマン的できる女の空想とはかけ離れたお食い初めになったけどとりあえず母の愛だけはフルパワーで込めときました!娘も不思議そうにしながらも口元に運ばれてくるご飯を見つめて大人しく座ってニコニコしてました!次は桃の節句!今度は前もって準備して用意周到で挑みたいと思います!娘が食べるものに不自由なく無病息災でこれからも大きくなっていきますように