久し振りに日比谷シアタークリエで観劇。そして出演中の小松政夫さんを訪問。
もともと私は楽屋訪問は苦手。始まる前は慌ただしい中相手に迷惑だろうし、見たあとだと、「どうでした?」と聞かれたら、良くなくても愛想の一つはね~。それに大抵の場合、皆さんと顔見知りだし、一人だけとはいきませんからね。訪ねる私も訪問を受ける相手も大変だなと思うとつい腰が引けてね~。偶々今度の舞台は主人公の高畑敦子さんとは面識ないし、南野陽子さんとは一度だけの共演なので、こっそり小松さんだけ訪問。
彼は今、師匠にあたる故・植木等さんと自分の弟子時代のエピソードを描いた自伝をテレビシリーズでNHKで放映中。舞台に登場すると「あーっ」っと親しみのあるどよめきが客席から湧き出ますね。これでもか!といったバタ臭い、暑苦しいギャグは無し、スマートで艶のある芸風を見せてくれましたね。
今年はご一緒出来なかったけど、昨年の「リア王」の道化役、哀愁があって素敵でした。またご一緒願います。因みに、小松政夫さん知らない若い人多いかも。昔、皆さんが生まれる前?「電線に、雀が三羽留まったよ、それを漁師が鉄砲で撃ってさ~」の歌や、「シーラケどり」のコントやΓしらない、シラナイ~」とかで一斉風靡し、今は日本喜劇人協会の十代目会長。終演後、劇場裏の店探して、昼の3時過ぎからワインを酌み交わし語らいました。同じ歳同士、お互い今年も来年も頑張りましょう。次は恒例の我が事務所の忘年会での再開を楽しみにー。
15日(日)午後1時。 横内 正
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