1950年、ヤンキースとブレーブスのワールドシリーズ。
試合は9回、それはシリーズの勝敗を決める対決だった。
ブレーブスの監督は、マウンドにいる投手にやる気を起こさせようとして駆け寄って
「アウトコース高めには絶対投げるな。場外に弾き飛ばされるぞ」
と忠告した。
投手は絶対にアウトコース高めには投げまいと思い
リラックスに努め
インコース低めを狙って投げた。
しかし！！
ボールはアウトコース高めのおあつらえ向きのホームランボールとなった。
人は恐れるものを招き寄せるのである・・・
「アウトコース高目に投げるな」ではなく
「インコース低めに投げろ」と言っていれば
結果は変わったかもしれないですね。
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