まずはじめに、すべてのブログ内容はあくまでも「個人的な見解」であることを明記しておく。

 

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本日のお題はトラッピングについて。

 

そもそも「トラッピング」とは「トラップ=罠」という語源から「罠にかける」からの「捕まえる」という感じで、インキが紙やブランケットなどを捕まえるチカラを転移性に置き換えて使われるようになったものだと「個人的には」考えてます。

先刷りインキが後刷りインキをトラップ(捕まえる)していくこと、これをインキ同士がうまく重色していくこと=トラッピングが良い、と理解してください。

 

オフセット印刷は基本的にウェットONウェットというインキが乾いていない状態のまま重色していくため、このトラッピングが良いということがとても重要になってきます。

簡易的にトラッピングの状態を確認する手段として、名称は会社毎に多少違うと思いますがカラーパッチ(コントロールストリップなど)と呼ばれる部分にあるRGBの色相を確認することです。

このRGB、基本的にはCMYの100%ベタの重色で構成されており、トラッピングが正常であれば正しい色相になるように出来ています。

逆に、このRGBパッチの色相が重色するどっちかに極端に振れていたりするようなら注意が必要です。

基本的には先刷りの色に色相が振れているのが正常であり、流動体である以上インキ同士のトラッピング率が100%ということはありえません。

なので、Redなら多少M寄り、GreenならC寄りといった色相ですね。

 

次に「逆トラッピング」とは?

これは読んで字の如くトラッピングの優先順位が逆転してしまう現象で、トラッピング不良が行き過ぎた場合、上記のRGBパッチを引き合いに出すのであれば紙面にあるマゼンタのインキがブランケット上のイエローのインキ側にトラッピングされ、ブランケットー刷版ーローラーへとトラッピングしてしまい、結果的にイエローのインキツボにまでマゼンタのインキが逆流してきてしまう=逆トラッピングするという現象ですね。

こうなるともうインキツボとローラー洗浄をするしか無く、時間も資材も無駄にしてしまうことになりますのでご注意を。

 

と、まあこういった理由からインキのトラッピングはオフセット印刷においてとっても重要な項目となるわけです。

 

余談ですが、たとえばUVインキの場合、1色毎に硬化させていけるような装備であればインキー原反でのトラッピングしか問題にはならないわけですけど(笑)

 

次回はインキの刷り順について記事にしようかな。

 

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