さて、本日のお題は「インキの耐光性」について。

 

この業界でお仕事をされている方は馴染みの有る言葉かもしれませんが、一般的にはあまり使われない言葉ですね。

 

そもそもこの耐光性とはなんなのか?

 

簡単に言えば「どれだけインキが退色しにくいか」という尺度です。

 

どんな場面で使われるかと言えば、一番は選挙ポスターなど屋外で使用される印刷物ですね。

 

ではこの耐光性、どれくらい「耐えれる」かご存知ですか?

 

耐光性とは、あくまでも太陽光などに「耐えれる時間が長い」だけであって「退色しない」わけではありません。

 

使用環境によってはメーカーの基準より早く退色する場合もあります。

 

※余談ですが、インキメーカーはインキの品質は保障してくれますがインキの性能は保障してくれませんの注意が必要です。

 

この耐光性という言葉は「オフセット用インキのなかでは耐えれる」という業界内での基準となる為、一般の方々からすれば「あれ?なんか色無くなってきたけど」ということがちょくちょくあります。

 

業界的に言えば「ちゃんと耐光性のインキを使っています」

一般的に言えば「でも色無くなってきてるけど」

 

この堂々巡りに陥りやすいので、もしこういったトラブルを回避したければ、迷わずスクリーン印刷をお勧めしてください。

 

耐光性に関してはオフセットインキより圧倒的にスクリーンインキに軍配が上がりますので。

 

また余談ですが「たいこうせい」と聞けばおそらく普通は「耐候性」を浮かべるのではないでしょうか?

 

「耐候性」であればあくまでも天候を含んだトータルの尺度ですが、オフセットインキでは「耐光性」、光に限定していることから考えてもオフセットインキはモロいことが伺えますね。