まずはじめに、すべてのブログ内容はあくまでも「個人的な見解」であることを明記しておく。

 

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<インキツボキーのゼロセット調整>

 

さてさて、最近ちょっと投稿のペースが遅くなってきていますが気を取り直していきましょー。

 

みなさん、インキツボキーのゼロセット調整はどれくらいの頻度で実施していますか?

 

毎日?

 

毎週?

 

毎月?

 

3ヶ月毎?

 

ほとんどやらない?

 

自分の知る限りの会社だと平均的に3ヶ月毎くらいじゃないかなーというのが率直なところです。

 

あくまでも平均ですので毎週やるところもあればまともにゼロセットをやった事が無い(メーカー任せ?)というところまで幅広く。

 

ではこのゼロセット、どれだけ重要かと言いますと「すごーく重要」です。

 

ローラー上のインキ量を決める基準となる部分であり、車で言えばずーっとまっすぐに走れるようなハンドルセンターのセッティングであったり、ピアノで言えばいわゆる完全な調律状態であったり。

 

しかし、極端なことを言えばオフセット印刷機はゼロセットが狂っていても、オペレーターの腕次第である程度カバー出来てしまう部分であるとも言えます。

 

先ほどの例えで言えば、車のハンドルセンターのセッティングでも同じですが「最近、まっすぐにしてても少し車が右に傾くなー、んじゃちょっとだけ左にハンドルを傾ければまっすぐだなー」という感覚と同じで、インキツボキーも「最近ちょっと〇〇番キーが濃くなるなー、とりあえずここだけ最初に少し絞り気味にしとくかー」といった具合ですね。

 

こういったことがいわゆる機械毎の「クセ」と呼ばれる部分になってしまうわけです。

 

「機械のクセ」に関してはまた後日ネタにするとして、本題に戻ります。

 

インキツボキーのゼロセットがおかしくなるという事は、インキ量の基準が「根本的におかしくなる」ということに他なりません。

 

すごく簡単に言ってしまうと、インキ量の基準がおかしくなる=インキ量が「今までと」違ってしまう=安定した印刷が不可能になる、こういった図式ですね。

 

先にも書いたとおり、オペレーターの腕次第では「ある程度カバー」できる部分でもありますが、安定した品質、少ないヤレ紙を実現したければゼロセット調整は最初の一歩だと理解してください。

 

「個人的な見解」としては、インキツボキーのゼロセット調整は「毎週簡易確認、最低でも毎月調整」が良いかと思います。

 

 

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「ここ間違ってるよー」とか「こんなことも書いてー」ということがあればコメント欄にお願いします(o´・∀・`o)ニコッ♪