まずはじめに、すべてのブログ内容はあくまでも「個人的な見解」であることを明記しておく。

 

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①より続き

 

次に②のコンパウンド、これはちょくちょくお世話になることがあるかと思います。

形状としてはレジューサーやワニスと違って液体というよりむしろ固体寄りで、イメージとしては「寒天」みたいな感じです。

コンパウンドを使うのは主にトラッピングに関係する場合が多く、紙の表面強度が低く紙ムケしてしまうといったケースなどですね。

 

具体的には上質紙とか表面強度の弱い安い輸入コート紙とか、紙ーブランケット間でのインキトラッピングが悪い場合にインキのタック値を下げることで正常なトラッピングをするように促すといった具合です。

インキが紙を引きちぎるチカラよりブランケットからインキが引きちぎれるチカラを弱くしてやれば、相対的に紙ムケは抑制されますよね?、単純な理屈かと思います。

ただしここで問題となることが一点、紙ーブランケット間のトラッピングを意識するあまりインキ同士のトラッピングに不具合が出ることを考慮し忘れた場合です。

 

例えば、全体的に紺ベタの絵柄に対して紙ムケしないようにとシアンだけにコンパウンドを入れた場合、タックバランスが崩れることによって後刷りのマゼンタが正常にトラッピングせず、色のバランスが狂ってしまうことになります。

これに気がつかずに普通に印刷をしてしまうと紺のベタが本来の色にならないばかりか、次回リピートした時に同じ色が出ないといったトラブルの原因にもなります。

初回印刷時に

「今日は寒いから紙ムケしないようにシアンにコンパウンドちょっと入れて刷るかー!」

真夏にリピートが来た場合

「よっしゃ!リピートだし前回に合わせて刷るだけだろ!・・・アレ?紺ベタの色が合わない・・・」

となる可能性があるわけですね。

こうならないように、コンパウンドを使う場合はコンパウンドを添加したインキ以降のインキすべてに同量のコンパウンドを添加することで、本来のタックバランスを保つのが良いかと思います。

要するに、シアンにコンパウンドを添加した場合は後刷りのマゼンタとイエローにもコンパウンドを添加するということですね。

 

ちょっとしたことですが、おそらく大きな違いがあると思うので、コンパウンドを使う場合は試してみてください。

ちなみに、自分は基本的に恒温装置付きの機械が多かったのでほとんどコンパウンドを使ったことはありません。

 

③ワニスにつづく

 

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「ここ間違ってるよー」とか「こんなことも書いてー」ということがあればコメント欄にお願いします(o´・∀・`o)ニコッ♪