まずはじめに、すべてのブログ内容はあくまでも「個人的な見解」であることを明記しておく。
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では、前回の続き。
結果的には刷り直しとなり「出来る範囲で」色調を合わせて印刷をしてもらい、無事納品となったわけですが。
確かに発注段階で「これは自社のプルーフなので全体の色調は合わないと思いますが、出来る範囲で顔色を重視して合わせてください」と外注さんにお願いしておくべき案件であり、発注元にも問題があるのはもちろんですが、受注側が自分たちの都合や基準を発注元やエンドユーザーに押し付けてよい理由にはなりません。
例えば、エンドユーザーに向かって「これはジャパンカラーに準拠した当社の標準色調の印刷物なので、こちらのプルーフとは色が合っていないだけであり、これで問題ありません」なんて、言えますか?
エンドユーザーにとってはジャパンカラーだの標準だのそんなことはどうでも良くて、校正段階でやり取りしていたプルーフの色が気に入ってOKしてくれたわけであり、その通りのものを納めることが絶対条件であり最低条件な訳です。
よく「120点の仕事」とか言いますが、あれは手前勝手な基準の120点という意味ではありません。
あくまでもエンドユーザーが思い描く「100点」の「延長線上にある120点」でなければ意味が無いわけです。
もし手前勝手な基準を押し付けたければ、エンドユーザーと直接やりとりする受注元になった上で、エンドユーザーに対して「これこれこういう理由でこの基準で印刷したほうがよりきれいに仕上がります」と提案すれば良いだけで、間違っても下請け側がやるべきことではない。
プロの仕事とはまず「頼まれたこと」を完璧にこなした上で「頼まれたことプラスα」をすることであって「頼まれてないこと」までするようであってはいけない。(提案の段階では当然頼まれてないこともいろいろと提示すべきですが)
ジャパンカラーや標準印刷を「差別化」のネタにすることはおおいに結構なことですが「言い訳」や「逃げ道」にするのはどうだろう・・・。
まあ、本人に言わせれば言い訳でも逃げでもなく間違っているものは間違っていると主張するだけなんでしょうが、じゃあ何に対して間違っているというのか聞いてみたいところですね。
「正しい」の基準は立場や見方でどうとでも変化するものなのです。
こういった「自前の理屈」や「業界の基準」を平気で押し付けるような自己中心的なタイプの技術者にはなりたくないですねー、というお話でした。
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