まずはじめに、すべてのブログ内容はあくまでも「個人的な見解」であることを明記しておく。

 

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さて、またまた前回のつづきを。

 

次に①をクリア出来た場合、②へ移行します。

 

まあどのような手段でも構わないのですが、とりあえずインキローラーが抱え込んでいる金インキを半強制的に乳化させてから印刷を行い、インキの乾燥および硬化具合・インキのレベリング性(見た目)・インキの輝度(見た目)・インキの転移性(ベタのツブレや網点のス抜け)などをCheckします。

乳化が適正であれば問題は無い訳ですが、過乳化してしまっている場合は上記内容に変化があるはずです。

当然ですが、過乳化していれば・・・

⑴インキ中の湿し水が多いわけなので乾燥や硬化を阻害する

⑵インキのレベリングが悪くザラついた雰囲気になる

⑶インキの輝度が著しく下がる

⑷ベタ部分がモヤモヤした雰囲気となり、網点はカサカサ

というような結果になるはずです。

印刷結果から過乳化してきたと判断出来たら、そこまでにかかった時間が早ければ過乳化しやすいという判断をします。

 

①で数値的な湿し水の量をCheckし、②で印刷結果からインキの乳化具合をある程度Checkするといった感じでしょうか。最近ではローラー上の乳化具合を測定出来る機器もあるそうですが、たぶん高額なので欲しいと思っても経営陣に却下されること間違い無しです(笑)。

あとは湿し水のpH値が動きにくいというのも要件としてはありますが、エッチ液中の成分的な(緩衝剤とかなんとか)ことであり、これはオペレーターが管理出来る部分では無いので省きます。

 

上記をふまえてエッチ液を選ぶとするなら、最適解は「水送り量が下げられる、エッチ液の添加量が減らせる、過乳化しにくい」ものが理想的。

 

まあ実際にはすべてを完璧にクリア出来るわけがないのも事実なので、現状で困っている部分と照らし合わせ、改善の余地がある部分からテストを進めていけば良いのです。

 

しかしまあ、すべてをひっくり返すようなことを言いますが、エッチ液をころころ変更するよりまずは現状のエッチ液での設定や環境をキッチリと見直してみることからオススメします(笑)。

 

湿し水の量や過乳化に関しては一概にエッチ液だけが要因では無いので、次回のブログには「ローラーの表面構造」についてちょっと書いてみたいと思います。

 

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「ここ間違ってるよー」とか「こんなことも書いてー」ということがあればコメント欄にお願いします(o´・∀・`o)ニコッ♪