まずはじめに、すべてのブログ内容はあくまでも「個人的な見解」であることを明記しておく。

 

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時事ネタその③は書いてた原稿がデータロストしたのでまた後日UPします(;´Д`A

 

では気を取り直して・・・

 

以前のブログで湿し水についてはいろいろと持論を述べましたが、エッチ液自体のことについてはどうなのか?

 

現在、様々なメーカーから複数タイプのエッチ液が供給されていますが、個人的にはアルコール(IPA)を添加しないノンアルコールタイプしか使ったことが無いのであまり偉そうなことは言えません。

 

なぜアルコールを使ったことが無いのか?

 

アルコールのにおいが大嫌いだからです。

 

基本的に、においのきついものはアルコールに限らずなんでも苦手な訳ですが、さらに輪をかけてアルコール系のにおいが嫌いなのは頭痛のタネになるからです。(ガソリンスタンドとか揮発性溶剤とかもダメ)

 

話が逸れましたが、要するにアルコール添加タイプのエッチ液はよく知らないという言い訳ですのでそっち方面のツッコミは勘弁してください。

 

で、本題な訳ですがノンアルコールタイプのエッチ液のなかで使いやすいのは・・・ぶっちゃけて言えばどれが良いとか悪いとかは言えません。

 

とは言え、それでは記事にならないのであえてなにか挙げるとすれば、今まで使ったことがあるエッチ液の中で一番使いやすかったのは光陽化学さんのソライアシリーズでしょうか。各社仕入れ価格は違うと思いますがたぶんお値段もお手頃です(笑)。逆に一番使いにくかったのは日研化学さんのアストロシリーズ。当時お世話になっていた会社の諸先輩含めまだまだ自分の技術や知識が未熟だっただけかもしれませんが、どうにもこうにも水が安定しなかった記憶があります。

 

まあ、これはあくまでも「個人的な」意見なので鵜呑みにはしないでください。

 

そもそも各社各様でエッチ液の使用条件(インキやローラー、印刷機メーカーなど)はもちろん、使用環境や使用地域などによって水質の違いもあるわけで、一概にこのメーカーのこれがオススメというものは無く、これは各社でテストを繰り返していくしかありません。

 

よく資材メーカーさんが「このエッチ液、最近評判がいいんですよ〜」と売り込んできますが、そんな時は「使用環境と使用条件と使用地域の水質も添えて情報をください」と言ってあげるとよろしいかと思います。

 

 

ちょっと余談ですが、エッチ液関連でブログを調べていた時に「pH○からpH○に上げると乾燥が良くなる」という記事があり、さらにそれに対して批判的な内容の記事がありました。

個人的にはpH値での管理には懐疑的なわけですが、結果的なpH値で乾燥が良くなるということに関しては一定の効果を得られる可能性があるとは思っています。

以前のブログにも書きましたが、pH値はあくまでもエッチ液の適正添加量による副次的要素という前提で考えるならば、例えばpH値を上げるのに水とIPAだけを追加することでエッチ液の添加率を下げるという手段を選択したのであれば、湿し水中のエッチ液添加量は下がる訳ですから、もしかしたらインキ中のドライヤの反応が良くなっていたとかいう理由があるかもしれません。

まあ、実際にはそんなの検証しようがない訳ですし100%pH値を動かさない管理なんて出来る訳が無いので結果的な「プラシーボ」だろうと思いますけど。

ほんとにちょっとしたインキの盛り具合やインキのレベリング状態、温度湿度、湿し水の水温や送り量、はたまた紙そのものの差・・・いろいろ変動要素がある訳ですからpH値だけでどうこうでは無いというのが「個人的な見解」ですが、100%そんなのはあり得ないとは言い切れ無いというのも「個人的な見解」です。

まあ、なんにしてもどちらの言い分にも確証がある訳では無いので、白とも黒とも言えないし言うべきでは無いのです。

 

・・・余談が長くなったのでここまでにして、その②へつづく

 

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「ここ間違ってるよー」とか「こんなことも書いてー」ということがあればコメント欄にお願いします(o´・∀・`o)ニコッ♪