まずはじめに、すべてのブログ内容はあくまでも「個人的な見解」であることを明記しておく。
<製紙大手5社、印刷・情報用紙を4月1日から一斉値上げ>
その①より
印刷業界側にもかなり問題があり、過度な安売り競争をしてきた結果、業界としての体力を自らすり減らしてきた経緯がある。
実際に自分が見聞したことだが、他社の見積もりが自社の見積もりより安かったりするとなんの根拠も無く「じゃあ、そちらに金額を合わせます」とすぐに金額を下げることで受注しようとする体質が少なからずこの業界にはある。
一番の転換期と言えばやはりリーマンショックが記憶に新しいところだと思う。
それ以前まではある程度業界的に「この仕事ならこれくらいの価格」というものが存在していたと思うが、あれ以降は完全に価格破壊の波が押し寄せてきて、ただ闇雲に価格を下げてでも仕事を取りにいく流れが出来上がってしまった。
当時、主に官公庁関係の仕事をしている会社にお世話になっていたが、入札の価格が異次元レベルになっていったのを覚えている。
前年まで10万円前後で落札されていた仕事がある1社だけ飛び抜けて安い6万円で落札していった。
次の年、前年のことを考えて価格を引き下げて8万円前後で各社入札したがまた同じ業者が今度は5万円で落札していった。
さらに次の年、もうどうせ落札出来ないからと、もともとの価格10万円で各社が入札してみたところ、前年5万円で落札していた業者が入札に現れず、落札業者無しとなり前年並みにするようにと再入札になった。
しかし、どうやらその業者は経営破綻し潰れていたらしくどこも5万円で入札せず、結果的にとある会社と10万円前後で随契となったらしい。
これは、たまたま価格が正規水準に復帰した例であるが、ほとんどの場合は一度下がった価格水準は復帰しない。
安易な見積もり競争の結果、自分の首を絞め自滅していった典型的な例である。
その③へつづく
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