長いタイトルですが、そのまんまです。
3月に職場の後輩が ブラックチェリー無垢材のダイニングテーブルを欲しいと思い5年経つ と言うので…
いっちょやってみっか!
作ることにしました。
今回のブログも長くなりそうなので、忙しいアナタのために、まずは結果から書きましょう。
おやおや、これだけじゃ物足りないですねぇ。
では、最後まで読める方が何人いるか。
長文ブログ、スタートです!
テーブル天板の希望寸法はH1000×W800×D30くらいとのことで、ブラックチェリー無垢材を探すところからはじめます。
木材屋と言えば、新川のらぶうっどさんです!(主観)
3月にそんなにタイミングよくチェリー材入ってるかなぁ…と問い合わせると、丁度良いのが入荷したとのこと!早速、見に行きました。
この木材たちがウェルカムな感じが、創作意欲をくすぐります。
お目当ての材料はこちら!
4200mmのブラックチェリーです。
おぉ、厚みもかなり取れそう。
4分割して接げば、目標の天板サイズを十分に確保できそうです。
すぐに確保して、1週間後。
厚さ38mm、長さ1050mmに軽く製材していただきました。
いい材料ですね!
会計する後輩。
今回は4枚の板をビスケットジョイントという方法で接ぐことにします。
下図のように、ビスケット的なパッキンで接ぐので、ビスケットジョイントです。
…ではなく、こちらを使います。
で、問題はこのビスケットの穴を加工する工具を持っていないこと。
そんなに利用頻度が高くもないので、わざわざ買うものではありません。
そこで、加工しに行こうと思っている、札幌芸術の森木工房にないか電話で確認しました。
俺「ビスケットジョイントカッターあります?」
事務のおねーさん「ないですねー」
そうか、ないかぁ…
すると、YouTubeにトリマーで治具を作っている方がいました。
よし、コレでいこう!
早速、自分のトリマーに合わせて治具を製作。
原寸で図面をプリントアウト。
あとは材料調達。
こんな感じっすかね。
さて、準備ができたので、木工房に向かいましょう。
接いだ板はボンドで圧着して一晩放置するため、土日の連日で工房を予約しました。
毎度お馴染み、札幌芸術の森木工房です。
まずは、チェリー材、ナラ材の厚みを決めて平らを出します。
自動カンナという機械を使います。
こっちから入れて〜
板の反り具合や木目や節を見ながら、0.5mm単位で目標の厚みに落としていきます。
作業自体は簡単ですが、厳密には木表、木裏も見ながらやるので、少々慣れが必要かも知れません。
仕上げの厚みが決まったら、板を接ぐ並び順を決めます。
ここは肝になるので、たっぷりと時間をかけて吟味します。
この並びに決めました。
次に中2枚の板の幅は220mmに、両サイドの板の片側を平らにします。
手押しカンナを使います。
接着面が決まったので、ビスケットの穴を開ける位置に墨を引きます。
墨付けをする後輩。
綺麗に接げるかが決まる大事な作業です。
そして、いよいよ穴開けです。
トリマー治具の登場です!
工房のおじさん「ビスケットカッターあるよ。マキタの。」
(´ー`)
(´ー`)
(´ー`)
あるんかいっ!
工房のおじさん「あー…事務所のおねーちゃんね…」
やっぱりマキタ!
100人乗っても大丈夫!
やっぱ専用工具は精度が違いますなぁ…
無事穴開けが終わり、仮組みもバッチリ。
早速、接ぎましょう!
※治具のことは忘れましょう。
ここまでで今日はもうやることがないので、ナラ材で反り止めを作ります。
チェリーと比べナラは硬いので、反り止めには丁度良いかと。
トリマーに初挑戦する左利きの後輩。
R面を取ります。
仕上がりをチェックする後輩。
穴を開け、リボスオイルを入れて完成。
今日はここまで。
翌日。
良い仕上がりです。
接ぎ目を完全にフラットにして、自動カンナの刃跡や逆目を取り除きます。
自分のテーブルなので、真剣に取り組む後輩。
ここで木口面を横切り盤で落として、長さを決めてしまいましょう。
良い材料なので1000mmジャストではなく、材料いっぱいで採りました。
1020mmくらいだったかな?
次に両サイドは必殺
天然木のうねり
を付けます。
曲面カンナさん、出番です。
まずは私のお手本です。
曲面カンナに挑戦する後輩。
はい、もっと腰を入れて!
体全体で3Dの動き!
仕上げにサンダーで120番→400番をかけ、細かいペーパー傷や機械刃の跡を完全に取り除きます。
もうちょいだ!と、次第に完成をイメージしてニヤニヤする後輩。
エアガンで目詰まりした木粉を取り除くと、塗装前ですが、もの凄い艶が出ました。
反り止め用の鬼目ナットをエポキシで裏に入れます。
クリアのリボスオイルで仕上げます。
節にもエポキシと木屑を混ぜたパテを入れ、フラットに研磨しました。
完成です。
翌日、反り止めも無事取り付けたようです。
後日、脚はアイアンフレームを調達したとのことで、ダイニングテーブルの完成です。
いいですね!
自分で作った無垢ブラックチェリーのテーブルで飲むブランデーは美味いでしょうね♪
お礼にと、スコットランドのクラフトビールをいただきました。
華やかで美味い。
今回の費用は、天板(反り止め込み、脚除く)で約5万円。
この材料でしたら格安です。
うちも欲しくなりました…(´ー`)