開発事業部日記 ~ 山にピザ窯をDIY | TERANC TERANC

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― DIYと読み手がしんどい髭日記 ―

 

むかーし むかし

 

あるところに

 

山のような

 

男がいました。

 

 

ある日

 

その男は

 

山を買いました。

 

 

同級生が山を買ったのです。

 

彼とは小学校からの付き合いですが

 

男は40代にもなれば

 

山のひとつも買いたくなります。

 

 

そして、新しい グループ LINE ができました。

 

そこには、コロ助ですっかり中止になった夏フェス仲間や、地元の幼馴染たちが招待されていました。

 

 

そこで、彼はつぶやきました。

 

「山にピザ窯欲しいなぁ・・・」

 

そうか、俺らは夢を叶えるために召集されんだね。

 

「仲間に入れてやるから、しっかり働けよ。」

 

そんな彼の心の声が聞こえてきそうでした。

 

彼にとてもよく似た男性のイラストを、ネットで見付けました。

 

 

 

すると、なんということでしょう。

 

気が付くと、ジョイフルエーケーの動画を観ながら

 

ピザ窯の図面を描いている

 

自分が居るではありませんか!

 

 

Excel で(笑)

 

 

 ついでに、グループ LINE のロゴも作ってみました。

 

 

※裏山に集合!といえば、あの某国民的アニメですが、本件には一切関係ございません。

 

 

そして迎えた、開発事業部活動初日。

 

材料の重量を軽く見積もっても 700kg 超えだったため、車4台に分散して山へ搬送することにしました。

 

 

何やらおっさんたちが、楽しそうです。

 

 

この貯水タンクいいなぁ・・・

 

 

タイヤがパンクしないように、各車両に分散して積み込みます。

 

 

 

45分後・・・

 

 

到着。

 

 

 

既に、山の王と山の民が、ある程度開拓を進めていました。

 

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天然の山の民発見。

 

 

おっさんたちが持ち寄った材料で、キッチンができました。

 

 

さて、ピザ窯を作りますか。

 

 

まずは整地。

 

 

基礎。

 

 

あとあと水で内部洗浄できるように、わざと左前方に傾斜を付けています。

 

 

モルタルでブロックを積み・・・

 

 

耐火煉瓦を積み・・・

 

 

周辺の土を固めて・・・

 

 

できた。

 

 

こちら、北海道なので越冬すると、オフシーズン中に耐火煉瓦が水分を吸い凍結します。

 

春に火入れをすると、耐火煉瓦が破裂するそうです(笑)

 

なので、窯の部分の耐火煉瓦は積み上げるだけにして、いつでも解体できるようになっています。

 

冬季は、耐火煉瓦は物置小屋に収納します。

 

オンシーズンは、このようにブルーシートで養生しておけば十分です。

 

 

さぁ、ホタテでも焼いて、モルタルが固まるまで少々お待ちください。

 

 

他にも仕事はたくさんありますよ。

 

 

草刈り。

 

 

雑木の片付け。

 

 

切株の根の処理。

 

 

薪割り。

 

 

手ノコで木を切ったり。

 

 

おや?

 

樹木にこれを彫る!と張り切っていた男が、彫刻をはじめたようです。

 

 

ヨガもちゃっかり彫ってます。

 

 

結局、みんな彫ってました。

 

▼ 左:ヨガ作の自画像? 右:俺作のサンシャイン


しばしキャンプを楽しみましょう。

 

 

どんどん人が増えているのは気のせいです。

 

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はい、お待たせしました!

 

そろそろモルタルも固まったので

 

火入れの儀式をおこないましょう!

 

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・・・と、その前に、山の王から開発事業部員にユニフォームが支給されました。

 

 

こ、これは・・・

 

 

山の王に絶対服従の証です。

 

 

どうせなら、山の王は美女がよかったです。

 

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しかし、開発事業部に何とも言えない連帯感が生まれました。

 

 

まず、余熱を2時間、約300度になるまで窯を温めます。

 

 

ピザをスタンバイしましょう。

 

 

・・・って、おいw

 

というのは冗談で、もちろん生地から作りましたよ。

 

 

さぁ、ピザ投入です!

 

 

1分で焼けます。

 

 

めっちゃ美味ですわ。

 

 

何でも焼けます。

 

 

薪の乾燥もできます。

 

 

焼き鳥屋さんが開業しました。

 

 

薪棚も設置しました。

 

 

映える写真。

 

 

ゴム手&ズッキーニ。

 

 

燻製器もあります。

 

 

発電機もあります。

 

 

電動工具使い放題。

 

 

コンプレッサーも使い放題。

 

 

そうそう、井戸も掘り始めました。

 

水脈を調べもせず。

 

ただ

 

ここに井戸あるといいね!

 

のノリで。

 

 

現在、4メートル到達。

 

水はまだ出ません(笑)

 

 

山の夜も、なかなか良いものです。

 

 

キャンプファイヤーの炎の色が変わるグッズがあったり。

 

 

大人なので、やり過ぎなくらい燃やします。

 

 

夜中に爆音で音楽をかけても、誰にも文句を言われません。

 

 

ダラダラ喋って酒を飲み、そのまま天に召されるのです。

 

 

と、1日の出来事のように書きましたが、6日分をまとめています(笑)

 

だいたい、月1回か隔週土日に山に通う生活。

 

 

先日、端材で山用のテーブルを作りました。

 

 

天板もウレタン塗装で完全防水。

 

 

材料費はなんと 2,000円 です。

※塗装と金具除く




今週末も、山に籠ります。

 

 

あなたも山を買ってみてはいかがでしょうか?