完 と書いておきながらの続編です(笑)
思わぬ方法で解決したので書いておきます。
前回、この図の Hi-Lo コンバーター(アッテネーター)が上手く動作せず困っていました。
DENONの5.1chパワーアンプから、スピーカー出力された信号をラインレベルに減衰して、もう一度ミニアンプで増幅し、スピーカーに接続したいだけなんですけど、なかなか上手くいきませんでした。
5.1chパワーアンプには、ライン出力(アナログ)もあるのですが、HDMI入力(デジタル)された信号は、ライン出力できない仕様です。
HDMI入力信号をそのままアナログで出してくれるのは、スピーカー出力だけです。
スピーカー出力だけ・・・
・・・・・・。
あっ!
このプリアウト端子、何かと言うと7.1ch出力したい場合のライン出力です。
そう、このアンプは7.1ch出力にも対応しています。
しかも、7.1chにする場合、サラウンドバックスピーカーへプリアウト端子から出力し、別途アンプで増幅してくれというから、むしろ好都合。
あとは、サラウンドバックスピーカーに出力される信号を、DSPでフロントスピーカーに出力される信号に見立ててやればよい。
デジタル様々です。
7.1chバーチャルステレオモードにすると、サラウンドバックもフロントと大差ない音が出力されることを確認。
実質フルレンジスピーカーは5枚であるため、バーチャルステレオモードを使用すると、3.1chシアターのような音場が得られる。
▼フロント3枚
▼リア2枚
本来、ちゃんとしたシアターと考えた場合、音質面では天井落としはあまり良くないのですが、リアはサラウンドにするよりも、キッチンに立っているときや、ソファに寝転んでいるときもフロントスピーカーの音を補完してくれるバーチャルステレオモードが都合が良い。そもそも使っている5.1chパワーアンプも、拘りと言うには程遠く安物なので、特に問題なし。
アンプの設定画面で、各スピーカーへの出力音量バランスを調整。
・Front L → 殺しました
・Center → センタースピーカーに接続
・Front R → 殺しました
・Surround R → リア右スピーカーに接続
・S.Back R → フロント右スピーカーに接続
・S.Back L → フロント左スピーカーに接続
・Surround L → リア左スピーカーに接続
・Subwoofer → サブウーファーに接続
これでカラオケマイクもしっかりミックスされ、申し分ない音が出ました。
ついでに、スピーカーケーブルも入れ替えました。
こんなスピーカーです。
米国SWANSの「VX6-C」というインシーリングスピーカーです。
中央にツイーターを持っている2WAYスピーカーですね。
もう日本にこの代理店なくなっちゃいました。
umecom.jp、SWANS SPEAKERの埋め込みスピーカー上位機種“VRシリーズ”を発売
天井裏はこうなってます。
このオレンジ色のCD管の中に、LANケーブルが通ってます。
あとは電気配線、オーディオケーブルなどなど。
以上で冬休みの自由研究は
成功です。
ご清聴、ありがとうございました。