20140210fc


一寸ひと休み。週刊碁(新聞)とiPad with smart go kifu application。棋聖戦第三局と過日のNHK杯の解説記事を棋譜再現しながら精読。

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棋譜再生



七大タイトルのうち、井山六冠が唯一保持できていない「十段」位。その挑戦手合いが先週始まりました。第1局は、挑戦者の高尾紳路九段が結城聡十段に白番半目勝ちと接戦をものにしています。第2局は今月27日、兵庫県洲本市のホテルニューアワジで行われる予定。


以下、主催新聞社である産経新聞社の記事、ネット解説(村川大介八段)です。 

握りで先番になった結城は序盤から考慮時間を使う。右下隅白22ノゾキ返しに選択した手堅い黒23に23分を要する慎重な読みで、午前中は30手しか進まないスローペースだった。午後に入り、右辺白38とツケた高尾の仕掛けに、結城は黒39から45と応じる。中央の黒49が強手で、結城が優位に立った。ただ、「下辺黒55アタリでは181とコウを仕掛けた方がリードをより広げられたのでは」(解説の坂井秀至八段)という結城の緩着もあり、その差は徐々に接近。白66まで高尾は下辺を先手で生きることができ、双方に弱い石がなくなり長期戦模様になった。さらに中央の白148と寄り付き白地ができたため、形勢は微妙に。「その後は双方、大きなミスもなく、華々しい戦いもない淡々とした経過」(坂井八段)だったが、左上白186となったところで、高尾の優勢が確立。結城は右上199のアテ込みで中央左の204にケイマした方が、まだ逆転も考えられたが、高尾が最後まで冷静に打ち進め、初戦を飾った。

 
高尾九段の話 「序盤でツブレてしまい、まったくダメだった。最後の最後でいけるかなと、思った」
 
結城十段の話 「ずっと悲観していた。いい局面がまったく出てこなかった」


《村川大介七段解説》

黒41から45のノゾキを決め、47と出た手が厳しかったです。

55手目、中央をアタリした手では、181とコウを仕掛ける方が良かったと思います。実戦は、下辺の白一団を先手で生きた白が持ち直しました。

黒95と力を溜めてから、99と置いたのが鋭く、わずかに黒が良くなったと思います。

黒199のアテコミで204とケイマしておけば、実戦よりも黒は少し良かったと思います。これなら実戦より際どい半目勝負でした。

黒が下辺で攻勢に立ち、打ちやすい時間が長かったと思いますが、高尾挑戦者が辛抱してヨセで逆転勝利しました。



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