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元勤務先OB・OG会の囲碁会。3年前から通っている囲碁教室の先生でもある石倉昇九段の大盤解説が聞けるということで、圧倒的最若年で肩身は狭いのですが、今回も参加してきました。

会食(=「ざくろ」の幕の内弁当)、大盤解説の後、大盤解説の聞き手をつとめた三田にある某大学囲碁部のI嬢に指導碁(二面打ち)も打ってもらいラッキー。

この日は午前が研修所で講師、午後は外部セミナーの聴講ということで帰宅するとどっと疲れが出ましたが、囲碁は1子は強くなったかな?

大盤解説の題材は先生の実戦譜。聴衆の棋力が高いせいか、教室に比べて難しい内容だったような気がしますが、鬼才との対局を興味深く聞きました。


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△石倉 昇 九段
山田拓自 八段


(下にある「棋譜再生」ボタンをクリックすると別ウィンドウで碁盤が開き、矢印ボタンを操作することで、一手ずつ進めたり戻したりといったことが可能です)


棋譜再生


以下、ポイントです。

11:四線(8(四線)を意識した手)
18:左辺ワリウチだと15からトバれて黒模様が大きくなる
21:一間トビでは常用の手段で白が外勢
26:24からケイマでは黒N-4の急所⇒サバキはツケ
37:失着。C-13が分かり易かった(相手の弱点より自分の弱点)
49:攻め合いの時は形(愚形)に拘らない
51:次にM-4が狙い⇒白52の守り
53:シチョウアタリ
56:左辺の黒を厚みに追い込む
57:白は2子を飲み込まれると大き過ぎるので逃げ(58)を強要した
60:サバキはツケ
71:21からトビではダメを打つだけ。取られている3子の最後の活力を利用

73手まで

黒地:下辺~右辺40目、上辺右30目
白地:左辺下20目、上辺~左辺30目+中央の厚み

ほぼ互角(最終、黒1目半勝ち)



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