EUメルトダウン 欧州発 世界がなくなる日/浜 矩子

¥1,365
Amazon.co.jp

----------------------------------------

「EUメルトダウン」(浜 矩子 著/朝日新聞出版)


超ホットな話題だけに簡単ではないことは承知していますが、難しい...。著者が言いたいのは「そもそも無理な仕組み。歴史は繰り返される」ということ、と理解しました。

ユーロの前身たるEMS(欧州通貨制度)も変動幅の拡大による有効性の低下、イギリスの脱退といった歴史があったのですね。

それにしても足許のギリシャ政局の混乱ですが、一体、何を志向しているのでしょう?野党は「緊縮財政より景気刺激策を」とのことですが、ユーロを脱退して通貨安による自国産業の国際競争力強化を目指している?観光業以外にこれといった産業も思い浮かびませんが。

そもそも、人口約1100万人に対し、労働人口 は約410万人。公務員は約110万人いるという公務員比率の高さが目に付きますが。


■ 内容紹介

ギリシャに端を発した、欧州の財政危機問題はポルトガル、イタリア、スペインといったいわゆるPIIGS諸国に連鎖し、遂にEUの屋台骨の一つであるフランスまでにも飛び火して、金融危機が勃発しようとしている。さらに、もう一つの屋台骨であるドイツも改革疲弊・限界支援で今後の動きが読めない。EUは、まさにメルトダウン寸前の状態にある。ギリシャの破たんが、すぐそこまで来ている今、ユーロは暴落し、諸外国の株価も急落している。EU発の世界経済大崩壊⇒第二のリーマン・ショックは日に日に現実味を帯びてきているのである。果たして世界最大の国家EUは生き延びられるのか?そして、この欧州危機は世界に伝播し、大恐慌に陥ってしまうのか?ユーロという通貨の統合の果実が毒に変わりつつある今、世界経済は大変革のターニング・ポイントを迎えている。欧州危機を乗り越えるにはどんな方策があるのか? そして、日本は今後EU諸国とどの様に関わっていくべきなのか? EUの経済危機を、EMS(欧州通貨制度)の崩壊、マーストリヒト条約締結から現在に到るまでの歴史的事実から、EU、そして欧州各国がとるべき政策を考察する。かつて人類が経験したことのない世界経済大恐慌を乗り越えるためのシナリオを切れ味抜群の筆致で説く、注目の書



↓ 是非1日1クリック! ↓

にほんブログ村 ゴルフブログへ