
「誰か Somebody」(宮部みゆき 著/文芸春秋)
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久しぶりの宮部作品。「名もなき毒」の前編との位置付けであることをのびさん教えていただき、読んでみました。中盤までは静かに推移しますが、後半になって一気に動き出す展開。書評は厳しめのものもありましたが、十分楽しめる作品だと思います。
主人公の母が毒のある口で語った教えの一部。「男と女はね、くっついていると、そのうち品性まで似てくるもんだよ」「人間てのは、誰だってね、相手がいちばん言われたくないと思っていることを言う口を持っているんだ」 正しいものもあれば、間違ったものもある、と主人公は言っていますが...。
■ 内容(「BOOK」データベースより)
財閥会長の運転手・梶田が自転車に轢き逃げされて命を落とした。広報室で働く編集者・杉村三郎は、義父である会長から遺された娘二人の相談相手に指名される。妹の梨子が父親の思い出を本にして、犯人を見つけるきっかけにしたいというのだ。しかし姉の聡美は出版に反対している。聡美は三郎に、幼い頃の“誘拐”事件と、父の死に対する疑念を打ち明けるが、妹には内緒にしてほしいと訴えた。姉妹の相反する思いに突き動かされるように、梶田の人生をたどり直す三郎だったが...。
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