時間の経過とともに被害の拡大が確認される、自然災害の恐ろしさを知る事件。
訓練でもないのに、本当に怖くて会社のデスクの下に潜りました。
地震直後に固定電話で家族とは連絡を取れ無事を確認できましたが、3時以降は仕事にならず、ワンセグや休憩室のテレビに同僚と釘づけ状態。
鉄道が動き出すのを待つか、それとも歩いて家に少しでも近づくか、1時間ほど迷った挙句、自販機で飲物を買って6時に内神田の会社を出発。
「取り敢えず地下道を通って日比谷まで行けば、JRか銀座線が動き始めているかもしれない。ダメでも都バスに乗れるだろう」と考えていましたが、甘かった。鉄道は「数時間は復旧の目途立たず」とのことで、一方、バスは運行されているものの渋滞が酷く、亀の歩み状態。そもそもバス停が長蛇の列で、バスが来ても当分の間は乗車できそうにありません。
自宅まで歩く覚悟を決めましたが、「途中で何があるか分からないので腹ごしらえしよう。『中川』はやっているかなぁ。やっていても満席かなぁ」などと考えながらお店に向うと、メニューは出ていないものの、暖簾がかかっていました。
既に数組の先客がおられ、私の後にもお客さんが続々と到着。絶妙のタイミングだったかもしれません。
「寒い中、渋谷まで歩くんだから」と言われて出てきたのは、
普段はコレステロール対策で我慢しているコロッケと牡蠣フライ。
食後は、「飲物は持ってる?」、「何があるか分からないから」とクッキーまで頂戴しました。
それにしても道路が「人で渋滞」しているなんて初めての経験でした。西新橋から虎ノ門、溜池経由で六本木交差点を抜けましたが、人、人、人.....。テレビで渋谷駅のバスターミナルがごった返している映像を見ていたので、西麻布の交差点から進行方向を斜め左に変え、広尾、恵比寿、代官山を抜け、9時前に帰宅。
その頃には地下鉄も動き始めていたようですが、運行開始直後の混雑を考えれば、直線距離で7.7キロ(マピオンの「キョリ測」による)を歩いたのは正解だったかもしれません。
実家に連絡したところ父の無事帰宅を確認でき、家の中も、固定していなかった本棚や机から本がズレ落ちたり、棚の上から衣装ケースが落下したりということはありましたが、今のところ大きな損傷は見当たらず一安心。
でも片づけを終え、あらためてニュースを見るにつけ、被害の甚大さにただただ驚くばかりでした。





