囲碁で着手を選ぶ前提には、「やりたいこと = 意図」があります。この石を助けたい。右辺の地を確保したい。相手の石を取りたい、等々。
次の手を考えるときには、
1.先ず、自分がやりたいことを決める
2.次に、そのためにいちばんよさそうな手を考える
この順番が大切。ハネるのがいいのか、ノビるのがいいのか。やりたいことが決まっていないと、次の手の評価、判断ができません。
但し、相手がこちらの予想通りには動いてこない可能性があります。想定外の邪魔をしてくるかもしれませんし、読みが浅かったということもありえます。結果として、自分のやりたいことが達成できるとは限りません。
もっとも大切なことは、達成できるか、失敗するか、はっきりするまで、自分の意図したことを続ける、ということだと思います。能力はもちろん大切ですが、それ以前に、一貫した意図がなければ盤上で何も実現できません。
仕事も同じですね。
半年近く悩み続けましたが、赤坂を去ることになりました。会社の過去を振り返ると、引き受けるという決断は出来ませんでした。取り巻く環境が厳しい中で、ガバナンス、コンプライアンスの欠如...。
心配症の身としては、自分の人生に「空白」が生じることに大きな不安を覚えます。ある先輩の一言が支えになりました。「長い人生で考えれば、短い期間だよ」


