今、不倫の末
離婚する事になった
あの女の人と
一緒に暮らしているであろう
元夫のことを
もうたまにしか
思い出す事も
なくなりつつあるけど
思い出す内容は
不倫されて
裏切られたーとか
切ないーとかな事ではなく
10年くらいの間
酷かった束縛生活を
思い出す
仕事の行き帰りも一緒
休みの日も
家に引きこもり
そんな私に
ありもしない浮気の疑いを
毎日、毎日ぶつけていた
仕事と嘘をついて
誰かと過ごしているとか
隠れて連絡を取り合っているとか
の考えから
携帯の履歴確認は勿論
仕事が終わる度に
今日は誰と何をした?
誰と仕事が一緒だったか?
少しでも
疑いを強まる出来事があると
ネチネチネチネチ
たまには癇癪を起こし
きれる
ずっと疑いを持って
接されると
後ろ暗い事が何もなくても
常にビクビクし
顔色を窺っていた
職場で突然の
勤務変更を頼まれても
まずは職場に
断るための言い訳を考え
それでも無理なら
次は元夫への
変わらなければならない
絶対的な理由を説明しなければ
ならなかった
まぁ、説明した所で
納得はしてもらえない
新しい疑惑のタネを
元夫に提供するだけだった
そんな状況で
約10年間
仕事しながら家庭では
子育て、家事
息抜きは家の中で
出来るお金のかからない趣味
編み物やゲーム
小説や漫画は
中古本漁りして
閉じこもった世界で
生きていた
そんな日々を
思い出して鳥肌…
今思うと
何であんな事になってたんだろう?
さっぱりわからん
アイツは
ターゲットを変えて
まだ同じような事をしてるんだろうか?
私も反撃してなかった訳では
ないんだけどなぁ〜
でも、対応として
正論や反発して
色々言っても
結局は最終的に
面倒くさくなって
まぁ、言う事聞いとけば
そこまで酷いことにはならんから
許容できる限りは
言う事聞いとくか…
という結論に至り
少しずつ少しずつ
酷くなっていったんだよね
だから、自業自得な部分も
大きいんだろうね
そんなこんなで
アイツが不倫した
面倒くさい…と放置
したばかりに
更に面倒くさい生活を強いられていたのに
最終的に
はぁ??不倫?
何だったんだ?
私の耐えていたあの10年
そんなお前が
不倫してるって
どー言う事?
と言うわけで
もういらんわ!お前なんか
と、捨てましたぁ
な結果になったけど
無駄に辛い日々を
過ごした私の
あの日々が
本当に報われない
なんて事を
たまには思い出して
イライラしたのでした