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三四郎 (新潮文庫)
367円
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内容(「BOOK」データベースより)
熊本の高等学校を卒業して、東京の大学に入学した小川三四郎は、見る物聞く物の総てが目新しい世界の中で、自由気侭な都会の女性里見美禰子に出会い、彼女に強く惹かれてゆく…。青春の一時期において誰もが経験する、学問、友情、恋愛への不安や戸惑いを、三四郎の恋愛から失恋に至る過程の中に描いて「それから」「門」に続く三部作の序曲をなす作品である。
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はいはい、久しぶりの古典ですよ!
時々やってくる、夏目漱石熱。
最近昔の江戸地図とか、後楽園のあたりとか本郷のあたりとかの本を読んだところ、
(そこらへんは記録してないけれども)三四郎の歩いた道なんかが紹介されていて。
絶対読んだけどログ書いてないみたいだし、改めて読んでみました!
この小説では、平塚らいてう(「原始、女は太陽だった」の人ね)をモデルにしたと言う女性、美禰子が相当話題になったそうですね。
いわゆる「新しい女」だったと。
小説の中でも、彼女は「あの女は自分の行きたいところでなくっちゃ行きっこない。進めたってだめだ」
「まったく西洋風だね」と評されている。
ただ、そのあとに続いて「もっとも、これからはみんなそうなる」と予言も...
当時の帝国大学、しかもその長である東京大学に通うって
しかも熊本と言う遠方からって、相当頭もよかっただろうし
相当お金もかかったことだろうから、それはもうエリートだろうと想像するのだけれど、
三四郎は(そしてその友人の与次郎も)どこかのんきで鷹揚としている。
実際の生徒たちもそんな感じだったのかな?
勉強に、レジャーに、そして恋に、一生懸命生きていたのかな。
...にしても、美禰子と三四郎、二人は想い合っていたのかどうなのか...
表現がなんと言うかこう、深遠すぎて私なんかにはほんと分からなくてね![]()
ま、でも、三四郎本人も「分からない」って言ってるくらいだしね。
しかも三四郎、自分が知らないところで突然に振られてるしね...
負けるな三四郎。
頑張れ三四郎!
未来は君の手の中だ!(たぶん)
が、しかしこの先にも明るい未来は正直あまりないけれどね(苦笑
この本片手に、東大の池(通称三四郎池)から本郷上野を歩いてみたくなりました。
