ギリシャ神話集 / ヒューギヌス | ひかりこの読みログ

ひかりこの読みログ

活字中毒。読んだ本を忘れないために書いてます。ネタばれありなのでご注意ください。

ギリシャ神話集 (講談社学術文庫)/ヒュギーヌス

¥1,264
Amazon.co.jp



内容(「BOOK」データベースより)
紀元後二世紀頃、ローマの一般大衆へギリシャの神話世界を伝えるために編まれた、二七七話からなる神話集。壮大なギリシャ神話の全容を網羅的に扱うためか、神話の骨子や人物の事績等がきわめて簡潔に綴られていて、作者は事典的性格を意図したものと推測される。作者のみが伝える神話要素も含み、ギリシャ神話の研究者・愛好家必読の書。本邦初訳。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
本邦初公開、ってとこがいいですよねぇ。
かなり昔の訳とのことなのですが、そこまで古く感じませんでした。

序文の夏目漱石先生の手紙がグッときますね~。
やっぱり博識な方だったんだなぁ...

内容は、ギリシャ神話について知りたいことはほぼ網羅されてると思います!

登場人物が多いのと、登場人物の関係性が複雑すぎて
混乱しますがそれはこの本のせいじゃない、
全部ゼウスのせい(笑

知りたいことが全部入ってる!と思うのは、
やっぱりこれが本邦初訳のおかげかも知れないですね。

日本で見ることができる神話の類は、きっとこの本がたたき台になってるからだと。

この作品は割と事実を淡々と描写している感じなのですが、
これを普通の小説のように感情込めて書いたらすごい
スペクタクルなんじゃないかな~と。

トロイ戦争のシーンなんかすごいと思いますよ~。
発端も相当個人的ですけど。

それにしても昔は美人が多かったのか?
それとも美人だけが話として残るから多く見えるのか。
「絶世の美女」が多くいてうらやましい~。

古代から現代まで、神話と言うものが実に身近にあったんだな、と感じさせてくれる一冊です(´ω`*)