偉大なる、しゅららぼん / 万城目学 | ひかりこの読みログ

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偉大なる、しゅららぼん (集英社文庫)/万城目 学

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内容(「BOOK」データベースより)
高校入学を機に、琵琶湖畔の街・石走にある日出本家にやって来た日出涼介。
本家の跡継ぎとしてお城の本丸御殿に住まう淡十郎の“ナチュラルボーン殿様”な言動にふりまわされる日々が始まった。
実は、日出家は琵琶湖から特殊な力を授かった一族。
日出家のライバルで、同様に特殊な「力」をもつ棗家の長男・棗広海と、涼介、淡十郎が同じクラスになった時、力で力を洗う戦いの幕が上がる…!
--このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。


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「しゅららぼん」。
この響き、絶対気になりますよね。


この人の作品は作品名から秀逸。
鴨川ホルモー、しゅららぼん、あをによし。
一見して「何だろう?」って興味をひかれる。


そしてつい手に取ってしまう。
で、読んでしまう。


で、中身がタイトル負けしてないことに驚く。
ちゃんとしゅららぼんだし!(笑
ちゃんと分かる(ような気がする)し!


何と言うかテンポがいい。
さくさく読めて止まらなくなる。
一気に読んでしまいたくなる。


でも長編なんでそんな元気は私にはないんですけれども(苦笑)。


登場人物も個性がありすぎて、くどくなりそうなのにそんなこともない。
ありすぎる個性も受け入れられてしまう。
今回の場合だとグレート清子とその弟のナチュラルボーン殿様、淡十郎。


私この淡十郎好きだなぁ~。
映画では濱田岳さんが演じているそうで。
ぴったりだよね~、めっちゃ見てみたい!


恋する淡十郎なんかかわいすぎますよ。
日頃の偉そうな態度もなんか堂に入っていて、
むしろ安定のクオリティ。
(←使ってみたかっただけ/笑)


主人公は力を持つけど中身はわりと普通の人。
あとライバルの棗家と言う一家がいるのですが
その長男、同級生の棗広海もわりと普通の人
(日出家への憎悪を除けば)。


そんな普通の人たちもありながらの清子だったり淡十郎だったりするからくどく感じないのかな?


清子もいいですよね~。
毒舌で引きこもりだけどなんか安心感がある。
強い力を持っていて、それでどうにかしてくれそうだからかな?


淡十郎もそうかと思ったのだけど...
殿様然とした態度は力に裏打ちされているのかと...
いやでも、ぜひ本編を読んでください。


ただね、やっぱりラスボスがいますよ(笑。
そこらへんRPGっぽいですね。
でもラスボスの正体、分かる人には途中で分かっちゃう。


何だろう、ヒントはないんだけど、
どこか違和感を感じるからですかね?


普通にいる人のように設定されているけれど、
いや、普通にはいないはずのひとだよね?
みたいな違和感を感じると言うか...


そして琵琶湖の神に、「千と千尋」を浮かべたのは私だけではないはずw
あとドラゴンボールw


現実に疲れた時にぜひ読んですっきりして欲しい、
そんな作品でした!



偉大なる、しゅららぼん スタンダード・エディション [DVD]/濱田岳、岡田将生、深田恭子、渡辺大、貫地谷しほり 他

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