赤朽葉家の伝説 / 桜庭一樹 | ひかりこの読みログ

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赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)/桜庭 一樹

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内容(「BOOK」データベースより)
“辺境の人”に置き忘れられた幼子。この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の“千里眼奥様”と呼ばれることになる。これが、わたしの祖母である赤朽葉万葉だ。―千里眼の祖母、漫画家の母、そして何者でもないわたし。旧家に生きる三代の女たち、そして彼女たちを取り巻く一族の姿を鮮やかに描き上げた稀代の雄編。第60回日本推理作家協会賞受賞。

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へー。推理作家協会賞受賞なんだ。
推理作家協会?
推理の要素...あったっけ(汗)

あ、飛ぶ男の謎を解くとか?
初代万葉がどうして旧家にお嫁入りしたかとか?

...たぶん違うですよね。
なんか「このミス」でも当時2位だったとか、
すみません私にミステリー要素を教えてください...(´・ω・`)

まぁそれはともかく、女三代記です。
この方は本当に、いろんな作風をお持ちですね。
違う人かと言われても、納得してしまいそう。

初期の代表作、そして珍しい?長編。
山陰地方にある村に住む人々を描いた、昭和の記録。
あ、すみません、言うほど昭和要素ないかも?

冒頭から出てくる、「空飛ぶ男」の謎が解けてない!って解説?感想?を
どこかで読んで、へ―そうなんだ―、よし謎といちゃるぞ!って
意気込んで読んだんですけど(ここがミステリー要素か!?)、
別にそんなことなくて読んでたら普通に謎解けた...
って言うか謎ってこともなかった...

「空飛ぶ男」は千里眼奥様が見た未来に出会う実在する男性。
そして万葉の人生にちょっとした影響を与える人。
あ、ネタばれごめんなさい。

女三代記、と言うと、苦労して子供たちを育て上げて、
家を立て直したりして...みたいなイメージがあるけれど、
そんな重たい感じではなくさくさく読めました。

その分、残るものもあまりなかったかも...

あ。
そう言えば三代目の瞳子は、殺人事件の謎を追うんだった。
死んでいった人たちの謎を追っていたんだった。
そこら辺がミステリー要素でしたかね?たぶん。

でも、千里眼の万葉、ヤンキーで漫画家の毛毬(この名前もすごい)、
そして普通の女の子瞳子...
このどこかファンタジックな三人を描けるところが、やっぱり桜庭一樹さんだなぁ。

そして私はやっぱりこの人の作品がなぜか好きなんだなぁ♡