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内容(「BOOK」データベースより)
東西の冷戦でふたつに引き裂かれているヨーロッパ。その西側陣営で科学者たちが次々に失踪していた。いままた、めざましい成果をおさめた科学者ベタートンが行方不明となる。東側の陰謀なのか?英国情報部はベタートンの妻に瓜ふたつの女性スパイとして適地に放つが…会心の冒険スパイ小説、新訳で登場。
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これまたクリスティのスパイ小説ですよ。
そしてまたしても勇敢で元気のいい女性が活躍します!
ただ、今回の女性はいつもと違う...
人生に絶望して、死を望んでいた主人公のヒラリー。
運命の偶然で、死にたかった彼女が乗るハズだった
飛行機が墜落して違う飛行機に乗った彼女は助かってしまって...
でも赤毛だった彼女は、その事故で亡くなってしまった女性とすり替わり、
冒険の旅に出るのです。
一度死んでしまった彼女はすっかり生き生きして、本来の姿を取り戻し。
身代りになった女性よりも魅力を発揮しちゃいます。
大富豪が世界の頭脳を集めて研究をさせる...
そして今回は時代背景から共産主義者として亡命させる形で科学者を集めています。
共産主義に傾倒していた科学者は、失望しないのかな?
鉄のカーテンの向こう側に行けなかったことは研究を進める上では特に問題ではないのかしら。
荒唐無稽なようで意外とあったりして...
あった方がよかったりして...
にしても、費用の心配なく好きな研究に没頭できるのは素晴らしい!
きっとこの環境下だったらSTAP細胞も見つかるはず!
あ、違う、存在を証明できるはず!
(ブラックですか...?)
これはね、わざとらしくなくて面白かった。
ちょっとSFチックな面もあるし。
にしても、クリスティの繰り出す女性主人公は、みんなモテモテですねぇ...
最後にはちゃっかり運命の人をつかめちゃうところも(笑
でもね、この作品は最後まで読んでくださいね!
終りの方で謎は解決して、この後は蛇足だろうと思わせておきながら...
まだ最後にもうひと展開ありますからね!
クリスティの色あせない魅力に乾杯です☆