医学のたまご / 海藤尊 | ひかりこの読みログ

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活字中毒。読んだ本を忘れないために書いてます。ネタばれありなのでご注意ください。

医学のたまご (ミステリーYA!)/海堂 尊

¥1,404
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内容(「BOOK」データベースより)
僕は曾根崎薫、14歳。歴史はオタクの域に達してるけど、英語は苦手。愛読書はコミック『ドンドコ』。ちょっと要領のいい、ごくフツーの中学生だ。そんな僕が、ひょんなことから「日本一の天才少年」となり、東城大学の医学部で医学の研究をすることに。でも、中学校にも通わなくっちゃいけないなんて、そりゃないよ…。医学生としての生活は、冷や汗と緊張の連続だ。なのに、しょっぱなからなにやらすごい発見をしてしまった(らしい)。教授は大興奮。研究室は大騒ぎ。しかし、それがすべての始まりだった…。ひょうひょうとした中学生医学生の奮闘ぶりを描く、コミカルで爽やかな医学ミステリー。

先日までがっかりが少し続いたので、今回はどうかなぁ、と少し色眼鏡で読み始めました。

が、これは面白い!

中高生向けに書かれただけあって読みやすさも抜群、
一度も顔を見せないけれど伸一郎のメールでの言葉はどれも秀逸。

ジーン・ワルツ、マドンナ・ヴェルデを読んだ身としては、この二人が本当の親子じゃない可能性も秘めていて、でもそんなこと関係なく支え合ってる二人が温かい。

「山咲さん」は本当はおばあちゃんでお母さんなんだよ...
本当は君のお父さんよりも確かな存在なんだよ...
「カオルちゃん」って呼ぶくらい許してあげてよ...
なんてことも思いつつ。

でも、伸一郎のメッセージ。
「パパはいつでも君のそばにいる」
...泣ける(´;д;`)

裏表紙も含め、イラストもとってもキュートです♡
あのポーズ、私も癖になりそう。

そして今話題の「STAP細胞」で問題になっている、論文捏造についても触れられています。
と言うかそれがメイン?
そして驚くくらい現実とかぶってる!気がする!

スケープゴートを作ってえらいさんが逃げ出すのは、
古今東西昔からあったことなんでしょうね、きっと...

頑張れ小保方さん。
なんてことも思ってしまう作品でした。


そしてしばらく、私の中での海藤尊週間はお休み。
輝天炎上、ナニワモンスター、カレイドスコープ...
早く読みたいな♡