悪意 / 東野圭吾 | ひかりこの読みログ

ひかりこの読みログ

活字中毒。読んだ本を忘れないために書いてます。ネタばれありなのでご注意ください。

※東日本大震災にて被災された方々に、
心からお見舞い申し上げます※


人気作家、日高邦彦が仕事場で殺された。第一発見者は、妻の理恵と被害者の幼なじみである野々口修。犯行現場に赴いた刑事・加賀恭一郎の推理、逮捕された犯人が決して語らない動機とは。人はなぜ、人を殺すのか。超一流のフー&ホワイダニットによってミステリの本質を深く掘り下げた東野文学の最高峰。
ひらめき電球文庫版裏表紙より

加賀恭一郎の第4作。
幼なじみである野々口修、そして加賀恭一郎の二人の手記によって書かれたこの作品は、ある意味異色と呼べる。

実はこの手法こそが、この作品の重要ポイントであるわけですがそこはおいておいてにひひ

普通は刑事もの、シリーズものであればだいたい大まかなストーリーの流れは決まってくるものだけど、この作品は手記と言う手法で書かれているため、加賀恭一郎ファンは多少物足りないかも。

なぜなら彼の現在もしくは未来はまったく状況が分からないまま終わってしまうのだからガーン

でも、この作品では彼の過去が描かれます。
幼なじみである野々口修、その人が、なんと過去に加賀恭一郎の同僚であったこと、そして彼が教師をやめた理由を知る人物であることに含め、その理由が今回の事件とも大きく重なってくるからなのです。

でも。。
眠りの森で書かれた、婚約者とはどうなったの~!?
と、多少叫ばせてくださいショック!

このあとの作品でもう少し分かるのかなぁ?


と、まぁ、それもおいておいてシラー
引き続き本書の回想などを。


超一流のフー&ホワイダニット!
東野文学の最高峰!

しかし、本書の半分で明かされてしまうのです。

本当の動機と、本当の被害者、そして加害者の姿がここから現れるのです!!

懲りずに最後までどうぞ。

ひっくりかえされ、裏返され、翻弄されまくります。


それにしてもこの人、
「人間の悪意」を書かせたら、
やっぱり超一流。



。。。決して褒めてる訳ではないですがガーン