2010年、映画化もされて、非常に話題になったこの本。
図書館の予約も、手に入るまでずいぶん時間がかかりました(´・ω・`)
買えよって?
まぁ、それだけ話題になった本ですし。
映画も相当に話題になりましたし。
とても驚くような結末であるみたいですし。
とりあえずすごく楽しみでした。
やっと手に入れたこの本。
いくつかの章に分かれており、「聖職者」から始まるこのストーリーは、
第一章からゾクゾクする展開でした!
たくさんの人が絡み合い、それぞれに主人公がいて、それぞれの視点でストーリーが語られる。
この手法で読むと、各個人の心情がよくわかって、個人的には大好き^^
それぞれの謎がちゃんと解決されて、すっきりします^^
ともあれ、第一章。
ここでは女性教師が主人公となり、終業式のHRで語られる意外な真実。
彼女の悲しい過去、娘に起きた悲劇、そしてその悲劇の犯人はなんとその教室にいる生徒たち。
そしてその一日から、すべての歯車が狂い始める...
いや、狂い始めるにはそれぞれの理由があり、
その結果としてあの悲劇があったということが少しずつ分かってくる。
にしても、やはり発端となった少女の事件。
女教師は、その復讐として生徒たちに恐ろしい罠を仕掛ける...
第一章の最後には目を奪われました。
こんなことしちゃいかんだろ!いや、恐ろしすぎるよ、先生!!!
陰湿すぎるよ、先生~!!!!
そのために、生徒たちの人生が狂いだす。
そして辞めた女教師のかわりに入ってきた、若い熱血教師。
彼自身には正直何の思い入れもないのだけど、
まじめで真剣で、こう言う人はいてもいい、と思う。
彼の若いながらも純粋な行動が、一人の生徒を追い込んでいくのだけれど、
それにしても「悪気がない」と言うのは果たしてよいことか否か。
一人ひとりの悲しいまでに純粋な心が、いろんな出来事を通して少しずつ歪んでいくさまは、
恐ろしいと言うかなんと言うか、でも、誰にでも起こりそうでそれがまた恐ろしい。
最後の最後まで、救いのない、ばっさりとした文体。
最後の最後まで、人間の暗い部分が起こす事件に満ちた世界。
普通の世界に潜む狂気に、恐ろしくなった作品でもありました。
ぜひ映画も見てみなければ(゚∀゚)