芸能人がたくさん出てくる作品。
エッジウェア男爵の妻、それを真似た舞台で人気を得る女優、二人の友人、鍵を握る若い男性、
そのすべてがいわゆる女優・俳優で時代柄?主に舞台で活躍する人たち。
ま、そうは言っても芸能界の裏側とかそんなわけでもなく。
言ってしまえば女優である必要も俳優である必要もないとちょっと思う(´・ω・`)
でもでも、名探偵ポワロですよ。
そしてヘイスティングスもいますよ!!
この作品で初めて気付いたんだけど、ヘイスティングスってやっぱりポワロの引き立て役。
(本人もそう自覚しているようですが)
こう言う人がいてこそ、ほんの少し明るい色が入るし、
名探偵ポワロも引き立つと言うわけで、私はやっぱりこの人が好きです^^
女芸人カーロッタ・アダムスの模写はすばらしい。
それが原因でこのトリックを思いついた人がいるのだから、皮肉としか言いようがない。
それにしても現代でそこまで模写できる人がいるものだろうか?
だんなも家族も周りの人間もだまされるとは、すごいぞ。
ルパンの声の人くらいか?
でもあれは声だけだしね~。
外見ではだませない。
しかも、すごい美人として描かれている妻と間違われると言うことは、
模写もさることながらきっとこの人自身もきれいな人なんだろうな~。
ま、そんなことは置いておいて。
珍しくトリックの正当性などを考えてみよう。
まず、模写されることを利用したトリック。
これは...正直厳しいよね。先ほど述べた理由がいちばん。
そこまで似てないだろう!いくらなんでも!
そもそもこの夫婦ってどういう生活送ってたの?
一緒に住んではいなかったの?
何で彼女は鍵を持ってないの??
いろいろ疑問は浮かびますが。
やっぱりその発想は面白いなと思って。
実際そう言うことを舞台でやる人がいたんだろうな。
作者もそれを見てびっくりするくらい似てる人が。
それをアイデアにするところがやっぱり作家なんだな~と思う。
私は相当に鈍いので、最後まで疑いつつも確信は持てなかった。
そう言うと、作者のミスリードにまんまとはまってますね!
それと犯人本人のコメントに。
でも、3人目くらいからなんかやっぱり怪しいな?と思い始めて。
3人目は完全に犯人のミス、と言うか予想外の殺人。
完璧に見える犯罪計画も、こう言う思わぬところからほころびが出る。
それにしても、離婚してくれないから殺すとか、
次の人が結婚してくれないから殺すとか、すごいよな。
短絡的だけど、宗教の力がそこまで強いのもお国柄?
「アメリカなら簡単なのに」
と言うコメントも、イギリス人から見たアメリカ、を表現してて面白かった^^
やっぱりポワロはいいですね。