クリスティの作品で、初めて見た世界を股にかけた大冒険。
(実際にはそれほど股にかけてないけどね)
わくわくどきどきした~。
あとがきによると「冒険小説」に入るらしい。
「本格もの」とジャンルわけされて。
すごくスケールの大きい作品だと思います。
何かハードボイルド系のスパイものを見てる気分でした。
007とか。読んだことないけど。
謎のビッグ・フォア。
ビッグ・フォアは世界を牛耳る(らしい)4人の人物。
その中で、第一の人物だけは初めからなぜかわかっているのだけど、
あとの2人は話が進んでいくにつれて判明。
第4の人物は「デストロイヤー」と呼ばれる謎の人物。
その人間だけは、何度かポアロとヘイスティングズの前に現れる。
もちろん、毎回人物の特定は出来ないほど、別人物で...
それは後ほど、演技派で変装の上手な俳優であることが判明。
そしてその4人と、ポアロたちの丁々発止?のやり取り。
一歩先に進んだかと思えば先回りされ、それを防ぐために防衛策を練る...
どちらが先手を取るか。
どちらが先手を取ったのか。
読んでいてもなかなか分からなかった。
そして...。
ポアロの死。
えっ、ほんとに?いや、最終的に死ぬとは聞いてたけど、ここじゃないよね?
まだ先だったはずだよね?
でも、知ってるはずの私も、しばらく信じてしまった(゚∀゚)
しばらく信じて、ヘイスティングズと一緒にあれこれうろたえてしまった(゚∀゚)
そして最後までもう一人のポアロを双子だと思っていた∑( ̄□ ̄;)
「なるほど、ポアロは双子だったんだ...この双子は二人とも小さな脳細胞の持ち主なのね!」
すっかりそう信じておりました(´ω`;)
クリスティの策略にまんまとはまる、単純な読者。
でも、よかった~。
ポアロはやっぱり生きておりました(゚∀゚)
大事な口ひげを犠牲にしても、生きておりましたよ~。
よかったよかった。
...結局最後まで、ナンバーワンである中国人は出てこないまま爆発に巻き込まれたらしい。
それにしても、ほんとスパイものっぽい!
今思い出しても映画になりそう。
見たいな~。