【さざなみ】夜勤とは(以下略
どうも、皆さんが言う記事が消えるアレにやられました(爆)
公開のボタン押したらエラーが出るのね・・・
気を取り直して【動画の進行状況】
さて大絶賛順延中ですが放置はしてませんよ。
コマ割終了してから平日の寝るまでにチマチマ進めてましたが、現在BGMの調整中です。
選曲+タイミング的に僕満足!!なんですが、いかんせん進行状況見せてないんで編集がくどいといわれそうで仕方ないですwwww
さて残った作業はエフェクト音の付加なんで、どっかから拾って・・・これるのか!?w
そんな感じです。ムービー発行したら修正できないからその前に満月君には見せておこうかな?
さて、あと1時間でもう一つ記事書けるかな・・・?www
【満月皇】ペリフェラルルーラー第一章第一節②
第一章 新世界への代償
第一節 ウィル・ガウェイン
②
三百年ほど前の話、同座標上に存在していたあらゆる「世界」が入り交じって一つになった。それは、多種多彩な文明や科学、魔術などといった全ての要素が同じ世界に存在しているという事である。
しかし、どんなに世界が混ざろうと、人間一人に与えられる命は一つと決まっている。残念ながら、それは全ての世界でも共通している、数少ない真実の一つらしい。
「おとなしく出てきなさい! 木っ端微塵に跡形も残らないようにしてあげるから!」
つまり、たとえ相手が小さな女の子で、自分が成人した男であろうとも、今まさに抹殺宣言している相手を前に、堂々と姿を晒すことができないのだ。
「くくく、今までの私なら、ここで諦めていたかもしれない。しかし、今日の私はちっがぁぁぁう!」
自信満々で叫ぶ少女の方を見る。
長い金髪に白いローブを着た少女。名はミーナ・グリント。幼なじみの妹である。
学校で使う材料探しに付き合って欲しいと頼まれ、姉妹の付き添いとして森に来た。悲劇は昼食時、ミーナの好物であるジャムパンを、俺が知らずに食べた事から始まり現在に至る。
ミーナは胸の前で小さな手を重ねると瞳を閉じて詠唱を始めた。
初級詠唱。精霊や妖精の類から力を借りて魔法を発動する時に用いる、最も初級の儀式。
「無限の蒼空より注ぎし虹の元素よ、我が求めし物の在り処を指し示せ」
あれは太陽の精霊を使った簡易魔法。屋外限定だが、捜し物を見つける時に使う魔法だ。太陽の精霊は術者のイメージする色を頼りに対象を捜す。
つまりこの場所が速攻で見つかる。
「見つけたぁ!」
「ま、待て!」
静止を求める声は虚しく響く。すでにミーナは攻撃魔法の詠唱を始めていた。

「天球の光は万物を焼き貫く! 落ちろ、不定の火炎!」
称し、プロミネンス・ランス。どこに落ちるかわからない炎の槍を落とす、太陽の精霊を使った危ない魔法。
あ、ちなみにさっきの物探し魔法はフィールド・スコープ。
「うぉっ? うぉっ!?」
どこに落ちるかわからないというのは少し語弊がある。厳密には、正確に目標に対して落ちない。
ミーナの頭上で渦巻いた炎は槍の形となって向かってくる。高音の炎の塊は、近くにあるだけで火傷物だ。
すぐ近くに落ちたプロミネンス・ランスは爆発し、炎上して地面を抉った
。
焼け焦げたクレーターが、次はおまえだと言いたげに俺を見る。
「次は外さない……!」
「わかった! 悪かった! ごめんなさい!」
「食べ物の恨みは何よりも恐ろしいの!」
詠唱開始。
しかし、その詠唱は途中で放棄された。
「ミーナー?」
姉、レニアス・グリントの声が聞こえてきた。
ミーナは慌てて俺の隣を通り過ぎ、木の影に隠れてしまった。
しばらくして、レニアスが現れる。
ミーナと同じ黄金の長髪。木陰でも美しい金糸のような髪が特徴的で忘れがちだが、肌も健康的な白さを持ち、村では「美人」と言えば彼女を指す程だ。まぁ美人と言うには少し童顔だが、そこはご愛嬌。学校の職員で、生徒からの人望もある。容姿端麗とは羨ましい。
「ウィル、ミーナは?」
物陰に隠れるミーナは、俺に沈黙を要求する。
好物を勝手に食べた手前、素直に姉に差し出すのも気が引ける。
「えーっと」
「ん?」
俺の視線に気付いたレニアスがこっちに来る。
ちなみにさっきのクレーターだが、こちら側からだとハッキリ見える。しかし、レニアスの側だと茂みに隠れて死角になっているハズだ。
プロミネンス・ランス。若干一四才の少女が簡単に覚えられる術ではない。魔法はただ詠唱すればいいのではなく、助力を求める精霊の事を正しく理解し、精霊たちに認めてもらう為の前準備が必要だ。
本来この術は騎士団クラスの戦闘集団が扱う魔法。危険極まりなく、直撃すれば人間など簡単に消し炭になる。プロミネンス・ランスは命中率が悪いので、主に戦術兵器の破壊や目眩ましの為の魔法だ。
何が言いたいのかと言うと、クレーターがすっごい深いのだ。
「きゃぁっ!?」
深さ一メートル。知らずに足を滑らせれば、バランス補正の効かないまま落下する。
想定外の衝撃に耐えられるほど、人体は丈夫じゃない。落ちたレニアスは、しばらく痛みに耐える為に沈黙していたが、妹が居る方向へ
「ミ~~~~ナ~~~~~」
と死神も逃げそうな声を発した。
ミーナはビクッと肩を震わせると、早口で詠唱を始めた。
風の精霊に助力を求める転移魔法だ。
軽く紹介しよう。ミーナ・グリント。姉のレニアス・グリントに似た才能ある人間で、若年にして騎士団クラスの魔法を扱えるが、それは特異性に頼っている部分が大きい。
こと、太陽の精霊関連の魔法を使わせれば同年代では群を抜いているのは確実だが、それ以外の魔法もそうとは限らない。
特に風の精霊。太陽の精霊と性質がまったく一致しないこの手の魔法をミーナは苦手とする。
結果、どこに行くつもりだったかは定かではないが、転移魔法を使ったミーナはレニアスの膝下に着地した。
「ぇ?」
「あら、おりこーさん」
冷徹で残酷な笑みを浮かべるレニアスにミーナは涙目。
次の瞬間。大木で翼を休めていた野鳥を追い払う怒号が響き渡った。
ちょくちょく挿絵を入れていこうと想います。ラノベ?だし?
今回の挿絵のダメだしコーナー(パチパチ
Q左の人の背景。森の奥なのにどうして明るいの?
A後付だからだよ
Q右の人の手。なんかおかしくない?
A突貫工事だからだよ
Qなんか絵、ヘボくない?
Aデカいキャンバスになれていないからだよ
最近、とある事情でジャンルを広げすぎたなぁっと後悔しております。
まぁいずれはやりたかった系ばかりなので時期だけの問題なんですがね。
とりあえず新ジャンルに移るのは疾走伝が終わるまでは控えようかとおもいます。
第一節 ウィル・ガウェイン
②
三百年ほど前の話、同座標上に存在していたあらゆる「世界」が入り交じって一つになった。それは、多種多彩な文明や科学、魔術などといった全ての要素が同じ世界に存在しているという事である。
しかし、どんなに世界が混ざろうと、人間一人に与えられる命は一つと決まっている。残念ながら、それは全ての世界でも共通している、数少ない真実の一つらしい。
「おとなしく出てきなさい! 木っ端微塵に跡形も残らないようにしてあげるから!」
つまり、たとえ相手が小さな女の子で、自分が成人した男であろうとも、今まさに抹殺宣言している相手を前に、堂々と姿を晒すことができないのだ。
「くくく、今までの私なら、ここで諦めていたかもしれない。しかし、今日の私はちっがぁぁぁう!」
自信満々で叫ぶ少女の方を見る。
長い金髪に白いローブを着た少女。名はミーナ・グリント。幼なじみの妹である。
学校で使う材料探しに付き合って欲しいと頼まれ、姉妹の付き添いとして森に来た。悲劇は昼食時、ミーナの好物であるジャムパンを、俺が知らずに食べた事から始まり現在に至る。
ミーナは胸の前で小さな手を重ねると瞳を閉じて詠唱を始めた。
初級詠唱。精霊や妖精の類から力を借りて魔法を発動する時に用いる、最も初級の儀式。
「無限の蒼空より注ぎし虹の元素よ、我が求めし物の在り処を指し示せ」
あれは太陽の精霊を使った簡易魔法。屋外限定だが、捜し物を見つける時に使う魔法だ。太陽の精霊は術者のイメージする色を頼りに対象を捜す。
つまりこの場所が速攻で見つかる。
「見つけたぁ!」
「ま、待て!」
静止を求める声は虚しく響く。すでにミーナは攻撃魔法の詠唱を始めていた。

「天球の光は万物を焼き貫く! 落ちろ、不定の火炎!」
称し、プロミネンス・ランス。どこに落ちるかわからない炎の槍を落とす、太陽の精霊を使った危ない魔法。
あ、ちなみにさっきの物探し魔法はフィールド・スコープ。
「うぉっ? うぉっ!?」
どこに落ちるかわからないというのは少し語弊がある。厳密には、正確に目標に対して落ちない。
ミーナの頭上で渦巻いた炎は槍の形となって向かってくる。高音の炎の塊は、近くにあるだけで火傷物だ。
すぐ近くに落ちたプロミネンス・ランスは爆発し、炎上して地面を抉った
。
焼け焦げたクレーターが、次はおまえだと言いたげに俺を見る。
「次は外さない……!」
「わかった! 悪かった! ごめんなさい!」
「食べ物の恨みは何よりも恐ろしいの!」
詠唱開始。
しかし、その詠唱は途中で放棄された。
「ミーナー?」
姉、レニアス・グリントの声が聞こえてきた。
ミーナは慌てて俺の隣を通り過ぎ、木の影に隠れてしまった。
しばらくして、レニアスが現れる。
ミーナと同じ黄金の長髪。木陰でも美しい金糸のような髪が特徴的で忘れがちだが、肌も健康的な白さを持ち、村では「美人」と言えば彼女を指す程だ。まぁ美人と言うには少し童顔だが、そこはご愛嬌。学校の職員で、生徒からの人望もある。容姿端麗とは羨ましい。
「ウィル、ミーナは?」
物陰に隠れるミーナは、俺に沈黙を要求する。
好物を勝手に食べた手前、素直に姉に差し出すのも気が引ける。
「えーっと」
「ん?」
俺の視線に気付いたレニアスがこっちに来る。
ちなみにさっきのクレーターだが、こちら側からだとハッキリ見える。しかし、レニアスの側だと茂みに隠れて死角になっているハズだ。
プロミネンス・ランス。若干一四才の少女が簡単に覚えられる術ではない。魔法はただ詠唱すればいいのではなく、助力を求める精霊の事を正しく理解し、精霊たちに認めてもらう為の前準備が必要だ。
本来この術は騎士団クラスの戦闘集団が扱う魔法。危険極まりなく、直撃すれば人間など簡単に消し炭になる。プロミネンス・ランスは命中率が悪いので、主に戦術兵器の破壊や目眩ましの為の魔法だ。
何が言いたいのかと言うと、クレーターがすっごい深いのだ。
「きゃぁっ!?」
深さ一メートル。知らずに足を滑らせれば、バランス補正の効かないまま落下する。
想定外の衝撃に耐えられるほど、人体は丈夫じゃない。落ちたレニアスは、しばらく痛みに耐える為に沈黙していたが、妹が居る方向へ
「ミ~~~~ナ~~~~~」
と死神も逃げそうな声を発した。
ミーナはビクッと肩を震わせると、早口で詠唱を始めた。
風の精霊に助力を求める転移魔法だ。
軽く紹介しよう。ミーナ・グリント。姉のレニアス・グリントに似た才能ある人間で、若年にして騎士団クラスの魔法を扱えるが、それは特異性に頼っている部分が大きい。
こと、太陽の精霊関連の魔法を使わせれば同年代では群を抜いているのは確実だが、それ以外の魔法もそうとは限らない。
特に風の精霊。太陽の精霊と性質がまったく一致しないこの手の魔法をミーナは苦手とする。
結果、どこに行くつもりだったかは定かではないが、転移魔法を使ったミーナはレニアスの膝下に着地した。
「ぇ?」
「あら、おりこーさん」
冷徹で残酷な笑みを浮かべるレニアスにミーナは涙目。
次の瞬間。大木で翼を休めていた野鳥を追い払う怒号が響き渡った。
ちょくちょく挿絵を入れていこうと想います。ラノベ?だし?
今回の挿絵のダメだしコーナー(パチパチ
Q左の人の背景。森の奥なのにどうして明るいの?
A後付だからだよ
Q右の人の手。なんかおかしくない?
A突貫工事だからだよ
Qなんか絵、ヘボくない?
Aデカいキャンバスになれていないからだよ
最近、とある事情でジャンルを広げすぎたなぁっと後悔しております。
まぁいずれはやりたかった系ばかりなので時期だけの問題なんですがね。
とりあえず新ジャンルに移るのは疾走伝が終わるまでは控えようかとおもいます。
【満月皇】ペリフェラルルーラー第一章第一節①
第一章 新世界への代償
第一節 ウィル・ガウェイン
①
大晦日の夜。あと数分で暦は新たな時代への時を刻む。
港があるにもかかわらず、特に栄えているわけでもないこの村の中央で、一人の少女が大きな魔方陣を描いていた。
中央には世界創造時に誕生した女神の名が刻まれ、周囲に十二の神々の魔方陣を描くことで形成する十数メートルの巨大な連立魔方陣。
今まさに少女が契約しようとしている神は、大地に魔方陣を刻み、時の始まる瞬間に儀式を開始せねばならず、さらに何日も連日連夜で魔方陣を描き続けなければならない。魔方陣を描くスピードと、何日も飲み食いせずに作業を続けるだけの精神力と体力を必要とする高度な儀式。
「…………レニアス」
少年は思わず、幼なじみの名を呼んだ。少年の隣では、魔方陣を描く少女の妹が、少年の袖を強く握っている。
村の人々は彼女を見守り続けている。
星が流れた。
まるでそれが合図であったかのように、教会の鐘は、正確に一月一日午前零時の音を奏でる。
一秒の狂いもなく、少女は儀式を始めた。
っというわけ始まりましたラノベシリーズ
「ペリフェラルルーラー」
やり過ぎた支配者って意味のタイトルです。
あらすじは前回の「ラノベ」タグの記事を見てね☆
第一節 ウィル・ガウェイン
①
大晦日の夜。あと数分で暦は新たな時代への時を刻む。
港があるにもかかわらず、特に栄えているわけでもないこの村の中央で、一人の少女が大きな魔方陣を描いていた。
中央には世界創造時に誕生した女神の名が刻まれ、周囲に十二の神々の魔方陣を描くことで形成する十数メートルの巨大な連立魔方陣。
今まさに少女が契約しようとしている神は、大地に魔方陣を刻み、時の始まる瞬間に儀式を開始せねばならず、さらに何日も連日連夜で魔方陣を描き続けなければならない。魔方陣を描くスピードと、何日も飲み食いせずに作業を続けるだけの精神力と体力を必要とする高度な儀式。
「…………レニアス」
少年は思わず、幼なじみの名を呼んだ。少年の隣では、魔方陣を描く少女の妹が、少年の袖を強く握っている。
村の人々は彼女を見守り続けている。
星が流れた。
まるでそれが合図であったかのように、教会の鐘は、正確に一月一日午前零時の音を奏でる。
一秒の狂いもなく、少女は儀式を始めた。
っというわけ始まりましたラノベシリーズ
「ペリフェラルルーラー」
やり過ぎた支配者って意味のタイトルです。
あらすじは前回の「ラノベ」タグの記事を見てね☆
