っちゅう映画を見た。
すんばらしい。
実話。
伝記。
原題は「MAO'S LAST DANCER」
どうして邦題が「小さな~」なんてことになっちゃったんだろう。

ちょっとした時間つぶしのつもりで見るつもりが思いっきり、そしてあっという間に
入り込んで見た。あっ、WOWOWでね。

音楽屋としてはどうしてもまずは音に耳が行く。
奇をてらう訳ではなく、でも凛としている。
強い存在感でいて、でもちゃんと映像に寄り添って心地よいぃ。
矛盾が成立していて、且つ、芸術性も高い。

脚本もすごく好きだった。
難解さは全くない。気持ちの流れもドストレート。だと思う。
人間の破綻して行く姿を書いてる訳ではない。むしろ逆。
んで時系列のジャンプに気持ちが一瞬持っていかれる。

んで自分的に一番のつぼは、ラストの方のすんごく大事なシーンで使われる
StravinskyのThe Rite of Spring。
春の祭典ね。
これはものすごく平たく言うと生け贄のお話しの音楽。
なるほどそういう事なんだなと。鳥肌。(ちょっと強引な解釈な気もするけど)
Igorフェチとしてはたまらんよね。

始め中国制作の映画かと思って見ていたらどうやら違いそう。
ちょっと調べたらなんとオーストラリア。あらびっくり。

んで当たり前なんだろうけど
エンディングでタイアップは使わない。
いや、むしろタイアップな事の方が当たり前なのか。いまは。

亡命してバレーを踊り続ける主人公。
家族と祖国を捨てて踊る。
でもちゃんと捨てたもんを背負ってる。
実話ってことはこの主人公実在するわけだ。

会ってみたいな。

ってかバレー音楽書きたいな。
書くのは自由だけど。
現代版ディアギレフ現れないかな。俺の前に。