121FITNESSの2階にはサンドバックがあります。
都内のフィットネスボクシングスタジオに通うお客様が、怪我の予防を兼ねてトレーニングをされているのですが、トレーニング後少しサンドバックを叩いていかれます。
トレーニング中もパンチやキックの動作を考慮した種目を行っているのですが、先日のこと・・・
『○○さん、右より左の方がからだの動きが自然ですね。』
パンチの出かた、からだの使い方がスムーズでした。
お聞きすると右利きとの事。でも・・・
『ちょっと試してみましょうよ。』
サウスポーの構えからパンチを打つ。
『バシッ!!』
音が違う
少し軌道が乱れるストレートも、左だと最短距離でパンチが出る。からだの回転もうまく伝わり、速い。
『あれ?!ホントだ。違和感ない。』
お客様もきょとん。私もきょとん。
『バシッ!!バシッ!!』
あんなに苦戦したからだの使い方があっさり解決。
お客様と二人で大笑いしました。
よくよく聞けば、お母様は左利き。しかし、矯正されたようです。お客様自身は物心付いたときにはすでに右利きだったそうです。
『え~?!こんなことってあるの?!』
不思議顔のお客様。
『もう右利きで生きてきたから疑わなかったよ。こんなことってあるの?!』
思いがけない発見に驚きながら、いいパンチが打てて楽しそうでした
利き腕・利き脚って、あとから変えても残っているものなのかもしれませんね。人間の身体ってやっぱり不思議です。
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