こんにちは!番組ディレクターの石川です。
すっかり夏の日差しになりましたね!ツバメが元気いっぱいですよ~。
さて、5月最後の日に出かけたのは、お隣、三浦市の油壺。スタジオからは、電車+バス+徒歩で移動するため早めに出発しました~。まあ、9時45分集合だからそんなに早くはないけどね。
荒井浜海岸に到着しました~。静かな海岸です。イベントは11時から行われますが、笠懸は午後からなのでまだ静かな浜辺です。
実行委員長さんにお話しをうかがうと、道寸祭りは今年で38回目。最初は観光客の集客のためにやっていたが、今は地域のお祭りになっているとのこと。予算もあまりないので、参加している団体は「半分ボランティア」として参加してくれているそうです。
とか言ってるうちに和太鼓の演奏がはじまりました!
和太鼓に合わせて横須賀開国甲冑隊の行進もありました!いつもは演武もするそうですが、砂の上なので歩くのだけで精一杯だったそうです。
続いて、立身流兵法の演武です。500年続く流派です。
女性の方もいらっしゃいました!礼!
笠懸のお馬さん達は、準備中です。この日は、8人の騎馬武者が登場しました。
大日本弓馬会の皆さんはウォーミングアップ中。オバマ大統領の前でもデモンストレーションされたそうです。皆さん、集中力を高めています。
お馬さんは5頭です。腹が減っては戦はできず。まずは、腹ごしらえ(・ω・)/
ん?美味しいよ。あげないよ。
三浦ツナ之助を発見!会場に賑わいをそえます(‐^▽^‐)
あれ?このキャラは初めて遭遇しますね。マグオ君と言うそうです。なごみま鮮果のマスコットキャラクターで、「みさきちゃん」とペアのようです。今日はみさきちゃんは、いないのかな?
せっかくなのでマグオ君と記念撮影 それにしてもストレートなネーミングですね(^_^;)
会場に人がいっぱい!
騎馬武者が入場してきました。一頭一頭、騎馬の名前が紹介されます。「走馬灯」など和風な名前です。
さあ、いよいよ三浦一族のお家芸「笠懸」が始まります。
騎馬が砂浜を疾走
的中!
時代絵巻が繰り広げられた一日に大満足です。
三浦半島を支配し、弓上手で鳴らした三浦一族は、ここ油壺の地で最期を迎えました。
笠懸終了後、三浦道寸研究会の会長さんにお話を伺うことができました。
「来年2016年は三浦道寸没後500年なので、500年忌祭を行いたい。三浦の活性化のためには、今後さらに観光に力を入れていくことが重要。歴史や自然など集客できる点を、線に繋げ面に広げるため、できることを考えていきたい。この笠懸も地元の人でも見たことない人がかなりいる。まずは地域の方々に、三浦道寸についてもっと知ってもらいたい。そのために頑張っていきたい」
三浦の地に対する会長さんの熱い想いが電話越しに伝わってきました。
地方が疲弊し衰退する中、自分達にできることを考えて、なんとか次の世代に故郷を受け継ぎたい。故郷への誇りを子供たちに持ってもらいたい。
コミュニティ・ラジオができることは、人の想いを伝えていくこと。
「三浦道寸没後500年忌祭」をひとつの節目として、多くの方に地域の歴史を知ってもらえるよう、発信していきたいと思います。
横須賀開国甲冑隊の皆さんと一緒に☆
最期に裏話ですが、開国甲冑隊の甲冑はペリー来航時のスタイルで、三浦一族が活躍した鎌倉・室町時代のものとは違うのだそう まあ、あくまで雰囲気ということで、OKっす!
それでは、また来週~o(^-^)o