$~ Kangchi Lee Journal ~


去年くらいから話題になって、アカデミーのノミネートのみならず、
ヴェネチア国際映画祭等で賞を総なめにしてきた
ミッキー・ローク主演『レスラー』を
前売りも買って友達も先週から誘っていたので、
観に行ってきました。


80年代の人気レスラー『ランディ"ザ・ラム"ロビンソン』。
最盛期が過ぎ、今は平日はスーパーでバイトをしながら、
週末には傷だらけになりながらもインディ団体で試合に出ては、
観客やバックステージのリスペクトと歓声を受けている生活を続けていた。
しかしある試合の終了後、意識を失って病院へ担ぎ込まれる。
自分の選手生命の限界を感じたランディは、
今までの人生を振り返り、心機一転を図ろうとするが…。


おおまかなストーリーはあるものの、
何となくただ一人の男を後ろから追い回している、
ドキュメント映画を観ているような気になりました。

しかし、登場人物の今まで送ってきた人生の疲れや孤独を
演者ミッキー・ロークが、まるで自分自身の栄光と挫折を
重ね合わせているかのように、背中でそれを十分にリアルに表現しています。

僕はプロレスが好きだから、
やっぱり試合してるシーンが面白いと思いましたが、
そうでなくともリアルな生活観が溢れるシーンから試合のシーンへと移る、
そのメリハリがよくて、だらけた感じがなかったのがよかったです。

ちょっと悲しい感じだけど、凄くリアリティがあって、
ちゃんと泣ける映画でした。

何か、一言感想書いちゃうとそのままネタバレになりそうなので
余り多くは語れませんが、
最近大掛かりなSFとかを観過ぎて食傷気味な方は、
たまにはこんな人間ドラマでもいかがでしょうか。

個人的には、早く地上波に登場して、
普段劇場に足を運ばないような中高年のお父さんに観てもらいたいですね。

プロレス好きでなくても、ちゃんと観れるし、わかります。
何よりホントに観てもらいたいのは、
ミッキー・ロークの演技力から来る、不器用な男らしさですので。

あとプロレスファンには、
出演されている本物のレスラー探しが楽しめますw。
(登場する団体、全部本物の団体だしね)


画像は、劇場に掲示されてた、同館でやっている映画のポスター。
なんかロゴもレイアウトも似てたので、友達と一緒に見て笑ってました。
(テーマは同じかもw)