今日も乳児院へ朝10時に行って実習が始まりました。

今日はまず園長さんのお話しで1時間ほどかかりました。

こちらはキリスト教系の施設だそうで

園長さんは大学生の時にキリスト教に入ったそうです。

そのころはまだ福祉の仕事ではなく

以外にもエンジニアだったとか、多彩な経験をお持ちで

お話はとても面白かったです。

 

自分は工学系だったのになぜか福祉の仕事のお声がよくかかるようになり、

「自分のやりたいと思っていること(当時は車の仕事など)と

神様が私にやるべきだと言っていること(福祉)のギャップについて

考えるようになった」そうです。

そして、実際に「やりたいこと」より「やるべきこと」を選び

施設はここまで立派になり、素晴らしいスタッフさんに囲まれた

乳児院があるわけなのでした。

 

お話のあとは赤ちゃんたちのお昼のお手伝い、の予定だったのですが

一人の赤ちゃんを除いてほぼ全員人見知りが始まっており

号泣の嵐となり、私たち夫婦は早々と食堂から退散させられました(涙)。

2週間前は笑ってくれたかわいい子も今日は目を合わせたら泣いちゃって

全然抱っこもできませんでした。

子供の成長は早いですねえ。

 

前回、夫になされるがままだった一番若い男の子(6か月)だけが

唯一私たちに抱っこされても全く泣かず、終日私たちの実習に付き合ってくれました。

ずーっと抱っこしたり、寝かしつけたり、授乳したり沐浴したりして

一回も泣きわめくことなくご機嫌で

保育士さんにも「この子は例外」と言われるほどでした。

一日一緒で連れて帰りたくなりました。

 

この施設にいる乳児たちも半数は一時保育だそうで

実親さんがいつかは迎えにくるそうです。

この子はどうなんだろう、、、と聞いてみたくなりましたが

きっと私たちの審査が終わることにはいないのだろうと思い

聞かずに終えてしまいました。

 

いま、この乳児院に新生児はいないそうで、

それはそれでいいことだし、

ここにくる子が少しでも減ればいいとは思います。