昨日、おばあちゃんの病院へ行ってきました。
今週で入院してから2カ月経ちます。
あっという間でした。
倒れた当初と比べると、もちろん自分で動く事は到底不可能ですが、
車椅子に乗ってテーブルで自分一人で食事を取ることもできるようになりました。
右手しか使えないけど、それでも一生懸命普通食を取っています。
最初の病院で、食事は一生無理でしょうと言われたあの日、
あれはいったい何だったんでしょうか?
ばくばく、食べてますけど・・・![]()
毎日の言語療法、理学療法、作業療法と毎日行っています。
先日、言語療法に立ち会いましたが、
やっぱり、これが病気なんだなと言う事を思い知らされた
時間でした。
左側が見えないので、文字を書くのも全て右の物だけ。
図形を描くのもすべて右半分だけ。
本人にとってあの時間帯は相当なストレスになるようでした。
昨日は昼食の後に、天気も良いし屋上に車椅子で連れ出して
少し外の空気を・・・!と、思って張り切って
食事が終わったと同時に、車椅子を押して移動しようとしました。
すると、いつもと違って、どうしてそっちの方向に行くの!と、
若干怒り気味で言われました。
え?なんで?外に行くってさっき言ってたでしょ?
と言っても、いや、首も痛いし、部屋に戻って、そしてベッドに戻るから。
と、イライラ感満載でした。
そこで、普通なら、おばあちゃんは病気なんだし、
そうだよね、おばあちゃん。じゃあ、今日はゆっくりベッドで休もうね~なんて
優しい言葉で話すべきなのに、
何と私は、なんだよ、その言い方。
せっかく、昼間に久しぶりに来れて、せっかく外に連れて行ってあげようと思ったのに
と言う気分でいっぱいになってしまい、
二人して、ふてくされ顔になって、なんで行かないのーーーーと、![]()
おばあちゃんが、病気であることをすっかり忘れて
自分の思うようにならなかった事で、気分が悪いと思ってしまったのでした…。
しかし、実はおばあちゃんは本当は外にすご~く行きたかったんだそうです(後から聞いたけど)
でも、その時ちょうど食事が終わり、大きい方が出そうな状態だったみたいで
お腹の調子が悪かったんだそうです。
だから、ベッドに寝てほっといて欲しい状態だったんだそうです。
そんなこと、全く考えてあげることなく、
私は自分の気持ち、してあげるから。と言う気持ちばかりが優先してしまい、
その後、
も出て、きれいにしてもらった後で、
本当は行きたかったんだけどさ・・・と言う話を聞かされたのです。
まぁ、その時の自分が感じた情けなさ![]()
うわぁ~さいていだぁーーー。
また、やっちゃったよ。
本当に自分が情けなかった。
おばあちゃんの立場に立って考えるのではなく
自分の満足感を得る方が強くなっているのに気付いた時に
どうして、ちゃんとわかってあげられなかったんだろうと
機嫌が悪い時は、たいていお腹の調子が悪い時だったんだと
どうして気付いてあげられなかったんだろうと、
もう悲しいと言うより、情けなかった。自分が。
優しくして、会いに行って、話をしても
でも、本当に相手の立場に立って考えると言う大切な事を
出来なかった自分がまだまだだなと思いました。
多分おばあちゃん自身は、この事を大したことととらえていません。
次回行っても、 は??何が?と言うくらいすっかり忘れているでしょう。
でも、私には、また気付きがやってきたんですね。
おばあちゃんを通して、愛する人と接するとは、例えば調子の悪い人と接するとは
どういうことなんだろうって、また少し教えてもらった気がします。
また、自分の内側をみせてもらえました。
今週は残業少なそうだから、また会いに行こう
夜だから屋上には行けないけどね。
本当に、おばあちゃんには色々な事
教えてもらっています。
感謝です