韓国語を勉強する時、구개음화[口蓋音化、グゲウンファ]について聞いたことがある方がいらっしゃると思います。「구개음화」は韓国語の子音「ㄷ」と「ㅌ」が、母音「ㅣ」と一緒に使われたら、「ㅈ」や「ㅊ」の発音になる現象です。

 

 

例えば、 같이[一緒に、ガッイ]の発音が가티[ガティ]ではなく、가치[ガチ]になります。

 

 

韓国語で「구개음화」が発生する単語はたくさんあります。
  - 쇠붙이(金属) → 쇠부티 → 쇠부치 
  - 해돋이(日出) → 해도디 → 해도지
  - 굳히다(固める) → 구티다 → 구치다
  - 붙이다(付ける) → 부티다 → 부치다
  - 걷히다(晴れる) → 거티다 → 거치다
  - 닫히다(閉まる) → 다티다 → 다치다
  - 묻히다(付ける) → 무티다 → 무치다

 

私も中学生の頃、「구개음화」について勉強しましたが、いつも「구개음화」を意識して韓国語を使うことではないでしたから、なぜ「구개음화」が発生するのかなどの詳しいことは忘れました。それで、「구개음화」が発生する理由について調べました。百科事典でよると、「디」と「티」を発音することより、「지」や「치」を発音することがもっと易しいからだと説明されていました。

 

韓国語では発音記号が表示されてないので、日本人として「구개음화」に慣れることは簡単ではないと思います。でも、「구개음화」が発生する単語は新聞記事でもよく現れているので、声を出て読む練習をしたら、すぐ慣れることができると思います。