『これは正義の戦いだ』 という人たちへ
西の空が染まる 砂ぼこりにじむ
空しさ繰り返す 争いはやまぬ
大切な人を心に抱いて
赤く焼けた大地へ道は続いた
鈴木 彩子 『 ~罪(つみ)~ 』
というわけで、のっけから重い歌詞がのってますのでプレママさんなど、ストレスを避けなければならない方は、閲覧を避けてください m(_ _ )m
そのお話しは、世界を全て焼き尽くす最悪の戦争によって、守りたかったはずの家族を失って、そしてなんのために何の為に戦ってきたのかも分からなくった兵士が、先輩と一緒に逃走したところから始まったよ。
敵からも追われて、自軍からも逃亡兵として追われる。
そんな最悪の状況の中で、彼らは自分達の明日もわからないような状況だったんだ… でも主人公は、出会ってしまったんだ。
彼にとって、何よりも大切な、そして掛け替えのない・・・ 彼が何よりも守りたかった ”妹” と、よく似た女の子 ”しいちゃん” に、戦火の中を ”おねえちゃん” と二人で逃げまどってきた しいちゃん は、すっかり心を閉ざしてしまっていて、そのせいで口がきけなくなっていたんだ。
それでも、主人公は しいちゃん に優しく接し続けたよ、しいちゃん は主人公の優しさを感じてはいたけど、でもなかなか心を開く事は出来ないでいたんだ。
そうこうしているうちに、敵の襲撃や、自軍の追手との度重なる戦闘で、どんどん弾薬も尽きていってね。
そして、やがては先輩も命を落としてしまったよ、主人公はそれでも しいちゃん たちを守り続けたんだ (ノ_・。)
でも、ある日のこと。
戦闘ヘリに襲われた主人公は、ロケットランチャーのような強力な火器類を使い果たして、機関銃で応戦していたよ、でもその時、偶然にも主人公の射った弾丸がパイロットの眉間を撃ち抜いてね、そして戦闘ヘリは墜落してきたんだ・・・
主人公に向かってね (ノ_-。)
戦闘が起きている場所から少し離れた場所で、しいちゃん と おねえちゃん は、戦いが終わるのを待っていたんだけど、その時!
主人公のいる辺りで大きな爆発が起こったよ。
それを見た瞬間、しいちゃん が駆け出すんだ 「おじちゃん」「あぶない!しいちゃん」 おねえちゃん は、止めようとしたけど次の瞬間。
『おじちゃーーーーーん』
そう叫んで、駆けていく しいちゃん を、呆然と見つめながら彼女はつぶやいたよ。
『しいちゃん が・・‥ しゃべった』
ってね。
そして、もう動かなくなってしまった主人公の顔をのぞき込みながら、しいちゃん は泣きながら言ったよ。
『おじちゃん おきて。 しいちゃん いい子になるから』
と。
戦争で真っ先に犠牲になるのは 『弱い者達』 なんです、そんな人達に 『これは正義の戦いだ』 と言える人は存在しないと思います。
空しさ繰り返す 争いはやまぬ
大切な人を心に抱いて
赤く焼けた大地へ道は続いた
鈴木 彩子 『 ~罪(つみ)~ 』
というわけで、のっけから重い歌詞がのってますのでプレママさんなど、ストレスを避けなければならない方は、閲覧を避けてください m(_ _ )m
そのお話しは、世界を全て焼き尽くす最悪の戦争によって、守りたかったはずの家族を失って、そしてなんのために何の為に戦ってきたのかも分からなくった兵士が、先輩と一緒に逃走したところから始まったよ。
敵からも追われて、自軍からも逃亡兵として追われる。
そんな最悪の状況の中で、彼らは自分達の明日もわからないような状況だったんだ… でも主人公は、出会ってしまったんだ。
彼にとって、何よりも大切な、そして掛け替えのない・・・ 彼が何よりも守りたかった ”妹” と、よく似た女の子 ”しいちゃん” に、戦火の中を ”おねえちゃん” と二人で逃げまどってきた しいちゃん は、すっかり心を閉ざしてしまっていて、そのせいで口がきけなくなっていたんだ。
それでも、主人公は しいちゃん に優しく接し続けたよ、しいちゃん は主人公の優しさを感じてはいたけど、でもなかなか心を開く事は出来ないでいたんだ。
そうこうしているうちに、敵の襲撃や、自軍の追手との度重なる戦闘で、どんどん弾薬も尽きていってね。
そして、やがては先輩も命を落としてしまったよ、主人公はそれでも しいちゃん たちを守り続けたんだ (ノ_・。)
でも、ある日のこと。
戦闘ヘリに襲われた主人公は、ロケットランチャーのような強力な火器類を使い果たして、機関銃で応戦していたよ、でもその時、偶然にも主人公の射った弾丸がパイロットの眉間を撃ち抜いてね、そして戦闘ヘリは墜落してきたんだ・・・
主人公に向かってね (ノ_-。)
戦闘が起きている場所から少し離れた場所で、しいちゃん と おねえちゃん は、戦いが終わるのを待っていたんだけど、その時!
主人公のいる辺りで大きな爆発が起こったよ。
それを見た瞬間、しいちゃん が駆け出すんだ 「おじちゃん」「あぶない!しいちゃん」 おねえちゃん は、止めようとしたけど次の瞬間。
『おじちゃーーーーーん』
そう叫んで、駆けていく しいちゃん を、呆然と見つめながら彼女はつぶやいたよ。
『しいちゃん が・・‥ しゃべった』
ってね。
そして、もう動かなくなってしまった主人公の顔をのぞき込みながら、しいちゃん は泣きながら言ったよ。
『おじちゃん おきて。 しいちゃん いい子になるから』
と。
戦争で真っ先に犠牲になるのは 『弱い者達』 なんです、そんな人達に 『これは正義の戦いだ』 と言える人は存在しないと思います。