連絡をとらない、
会わないなんて
ありえないと思ってた。

でも、意外と平気。

たぶん、恋愛として
欲しいと思ってなかったから。

ただ一人になりたくなくて
必要としてほしくて。

それだけの理由。

彼もきっと同じで。

一人の寂しさに
耐えれなかっただけ。

彼にとってはあたしである
あたしにとっては彼である
そんな意味なんか、
どこにもなかった、それが事実。



必要だと思った錯覚。

欲しいと思った独占欲。

もうどこにもないし
彼のこと、どうでもいい。

わざわざ
終わりを告げることはしない。