長い雨がやっとが終わって、晴れです梅雨明けでしょうか
桜エビで有名な 由比漁港 と 「さった峠」 にいってきました。

薩埵峠(さったとうげ) 由比駅案内板
 
江戸時代は、崖崩れも多く、また眺望の良い峠として有名だった東海道の難所ですが
海沿いに平坦な国道ができてからは さった峠に用がある人以外、通行する人はいません。


  東海道線 由比駅
 
出発点の由比駅からさった峠まで案内板では徒歩45分とありますが、
自転車で峠登りに挑戦なので苦戦も予想されます。

東海道 旧道由比町
 
 通行する人はほとんどいません。 地元の人と由比に観光にきた人だけです。
清水からでしょうか? スポーツサイクルの人がときおり通りすぎます。
祝日ということで、家の前に日の丸が掲揚してあり、レトロな雰囲気です。
 赤い円筒型の郵便ポストを普通に使用しています。
 

両側に家が並んでいますが、各一列ずつしかありません。
海と山の中腹にある街で、家の海側、山側はどちらも崖です。

由比名主 旧小池邸

旧小池邸の中 
 
無料で、元名主の家の中に入れます。
名主の家としては、そんなに広くありませんが当時としては立派な建物です。
来訪者ノートに名前と住所を記帳しました。

あと二キロ
 

急な登り道
 
舗装してありますが、峠入口からは急な登りになります。
重くなった自転車を押しながら登ります。

さった峠 もうすぐ頂上
 
もう汗びっしょり なので、持参した水筒の冷たい水を飲んで休憩します。
さわやかな海風で駿河湾がきれいに見えます。
峠道の両側は急な崖ですが、ミカンや夏みかんを栽培していて、
急勾配を運搬専用のミニトロッコが走っています。

夏みかんは収穫を終えているので、取り残しの皮だけあつくなった夏みかんが
急勾配の道にゴロゴロと転がっています。

 作業をしていた地元の方に 「東京の方から来た」 というと、
その方も若いとき東京の商社に入社して
「この海のはるか先の海外に30年間赴任していたよ!」と、
駿河湾の先の空を見上げていました。

 東名高速と一号線 
  
海の向こうにかすんでいる岬は三保でしょうか
天女の羽衣伝説がありますね。

 
峠の展望台まで 到着しました。 今日は日差しが強くあついです。

 

展望台からの駿河湾
 
 この眺めは、「東海道五十三次 由井」 と同じです。
江戸時代と平成では、眺めが少し変わりました。
今昔時の流れをさかのぼります。

広重 東海道五十三次 由井
 
 峠を登って振り返ると富士山と駿河湾が一望できる美しい場所です。

 さった峠から、由比駅と反対側の興津駅側に降りられる階段もありますが
 ツーオンは自転車なので興津川方面に一気におります。 
ブレーキパッドは可哀想ですが、自転車の下りは痛快です。
こちら側の勾配はなだらかのようです。

峠道を降りると、興津川なので、清流沿いの道を海側に更に下ります。
駿河健康ランドが見えてきます。 ここから由比町まで帰路です。

 さった峠下の国道一号線
 
 さすが東海道の難所、険しい崖です、
昔はこの道路あたりも海か、崖沿いの浜だったと思います。
興津から富士山方向に国道一号線を走ります。 歩行者は誰もいません・・
歩道を独占状態で、のんびり自転車です。

国道一号線から由比方面へ旧道に入ると登りになり、景色が変わります。

磯料理 くらさわや
 
由比特産の 桜エビづくし の料理を提供しています。
由比駅から徒歩20分で、予約なしでもいいそうですので
次回は、寄ってみたいです。
 
由比漁港まで戻ってきました。
 

由比漁港で営業している 浜の「かきあげや」 です。
    
 かきあげうどん 700円
 

桜えび漁は、6月で終了したらしいです。
春漁が4月から6月、秋漁が10月から12月
5月には桜エビ祭りが開催されています。

 こんなに 桜えび がいっぱいの かき揚げうどん は初めて・・
かきあげが器いっぱいに 鮮やかな 桜エビ色に
香ばしく揚げてあり、出汁は甘めの由比風で濃い味。

たっぷり運動したので、とても美味しいですよ。

ごちそうさまでした。

       ツーオン

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