ぬくもり観察記
〜ひだまりミルフィーユの日〜
ひだまりの休日
なにもしない休日
午後の一時
シャワーを浴びて
半乾きの髪のまま
やわらかくなったからだを
毛布にくるむ
テーブルの向こうにあなた
手招きしてぬくもりの中へ

おうちの中で
おふとんの中で
ふたり ゆるゆる ひなたぼっこ
窓際にはパキラ兄弟
兄弟をほのぼの観察するわたしたちのように
彼らもまた私たちの世界を覗き込む
のびのび葉を広げ
ご機嫌にひかりをむしゃむしゃとほおばる
その姿も愛おしい
やわらかな毛並み
ふたりの体温
ミルフィーユのように重なり
こころもからだも満ちあふれ
痛みはやさしくほどけて消えていった
——こんな感覚、いつ以来?
ふたりでゴロンと植物観察
たったそれだけのことなのに
安らぎの世界が今でもまだ
胸の奥で息づいていることに気づけた
木漏れ日揺れる 穏やかな午後

※私two-miracleの綴る詩は
わたしの心の内や創作の中に
同時に存在する、いくつもの
愛のカタチを描いています。
誰かを裏切ったり
否定する意図はなく
ただ、一人の人間の記憶として
心を込めて紡いだものです。
この詩に触れた方が
それぞれの心にある愛の記憶と
静かに響き合えますように。
