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結婚式を伝えよう

ブライダルスクール講師がブライダル業界での経験談や失敗談を基に基礎知識などを毎週火曜日に更新しています!

んにちは。

 

今回のテーマは介添えスタッフです。

 

介添えとは主に新婦の身の回りのお世話をするスタッフ。

ドレスを着用した際の歩き方やブーケの持ち方を教えたり、歩いている時のドレスの裾を綺麗に直したり

新婦が涙を流している時などにメイクのお直しなど新婦を美しく魅せるスペシャリストですキラキラ

 

私自身、披露宴でキャプテンをしていた頃にとても重要視していたスタッフが

司会者とカメラマン、介添えでした。その理由はキャプテンとの相性が大切だからです。

特に披露宴内人前式などではキャプテンとアイコンタクトだけで動きます。

どんなに新郎新婦が綺麗なお姿で動いていてもその近くにいるスタッフがバタバタしていては台無しです。

 

会場によっては介添えをヘアメイクスタッフが担当する場所もあります。

何かの拍子に髪形やメイクが崩れてしまった際にすぐに対応できるのでとても頼れます。

しかし介添えを専門としている方はやはり見られる意識を持っているので

所作も美しいですし落ち着きもあり新婦からの信頼度はとても高いです。

 

これからは私の中で印象に残る素敵な介添えの特徴やエピソードをお話しさせていただきたいと思います。

 

新婦との距離感

介添えは主に新婦のお世話をします。なので新婦との相性は非常に大切です。

仮に相性が合わなかったとしても介添えの当日変更はできません。

だからこそどんなタイプの新婦であっても合わせられる柔軟性と対応力が求められます。

以前、とても細かい部分もご指摘をされる新婦がいました。そのほとんどがスタッフの対応。

前日まで不満を抱えたままで誰もが当日の心配をしていました。

そして当日に入った介添えはとても柔軟に新婦に合わせ、あんなに不機嫌だった新婦がずっと笑顔で過ごされました。

結婚式当日になるとこれまでの不満は薄れるというのはよくある話ですがそれ以上の表情を新婦は見せてくれました。

私は直接介添えスタッフにどういう対応をしたのか伺うと、答えは実にシンプルで

新婦の言葉をすべて受け入れて同調して新婦の本当の理想やご指摘の理由を聞き出した。

その介添えはベテランの方で新婦のお母様と年齢は近く、母の気持ちで新婦のすべてを受け入れたのでしょう。

確かに日常生活でも不満を誰かに聞いてもらうだけで解消されますよね。

これは事務的な対応をしていてはできないこと。いかに新婦を見ているかということだと思います。

 

新郎との距離感

例え新婦のお世話をするスタッフだとしても隣には新郎がいます。

本来新郎のアテンドはキャプテンが行いますが進行の準備などが入るとどうしても

目を離してしまうところがあります。なので介添えはしっかりと目線を新郎新婦に置きます。

新郎だってスピーチなどで涙することもあります。その時に瞬時に動けるかどうか。

また動くべき空気かどうかを察知できる介添えは本当にプロだと思います。

 

美しく魅せるための目

神前式で新婦の衣装は白無垢に綿帽子。お仕度もあがり写真撮影という時に

「綿帽子の位置が数cmずれている」と介添えが衣装スタッフに伝えましたが「いやこの位置で」と譲りませんでした。

そして実際に写真撮影を行う際にカメラマンから

「綿帽子をもう少しずらしてもらえるとお顔が入るのですが・・・」と一言。

衣装スタッフからしたら自分たちが専門として誇りを持っている仕事に口出しをしないでほしい。

という気持ちがあったかもしれませんが介添えも衣装スタッフとは別の専門スタッフです。

そこから見た違いを指摘できるプロの姿勢を貫く姿勢はさすがの一言です。

 

進行ごとの動き

進行のコントロールはキャプテンの仕事であり個性がでますが介添えはその個性にも合わせてくれます。

介添えは常に進行を記憶しているので自分が次に何をするべきかというのも把握していますし、

何かイレギュラーが発生した時の臨機応変さやキャプテンとのコミュニケーション力なども問われます。

キャプテンとの呼吸が合っている介添えであればテーブルラウンドなどにはキャプテンはいらないのでないかと

思わせてしまうほど頼りになる存在です。

 

以上を踏まえてあくまでも個人的な考えにはなりますが

介添えは第二のキャプテンといってもいいでしょう。

 

それだけ大切な役割を担っています。

いい結婚式場にはいい介添えがいます。ぜひ誇ってください。

 

次回は7月23日更新です!お楽しみに!