警察の正義はどこに有るのだろうか、と良く考えます。以下、毎日新聞の記事を引用します。

 「まあ、(事件は)捏造(ねつぞう)ですね」。社長らが違法に逮捕、起訴されたとして化学機械製造会社「大川原化工機」(横浜市)が起こした国家賠償訴訟の証人尋問で2023年6月、警視庁の現職警察官が異例の捜査批判を展開した。規律を重んじる警察組織で起きた「反乱」。真相を探ろうと記者が事件関係者を訪ね歩き、たどり着いたのが起訴取り消しの際に作成された警察の内部文書だった。

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 最近、時々ニュースになる大河原化工機が生物兵器に転用可能な装置を中国に不正に輸出したとして、社長など会社関係者を逮捕した事件は、一年半後に起訴が取り消されました。大河原化工機は国家賠償請求の裁判を起こし、その裁判の中で証言に立った同僚の警察官に冒頭の毎日新聞の記事に有る「事件をでっち上げた」と証言されました。事件そのものも捏造、供述調書も捏造、他にも捜査の段階で行った製品の実験結果で生物兵器に転用出来ないと分かるデータは記載しないなど、沢山の捜査における不正を行った事がわかっています。この事件で捜査を主導した警察官2人は起訴後功績が認められ昇進、現在も都内の警察署に勤務しています。捏造と言えば、郵便不正・厚労省元局長事件では、取り調べを行った主任検事が証拠として押収したフロッピーディスクを改竄して公判を進め、無罪判決後に改竄が発覚、改竄した検事は実刑判決を受け服役しました。警察や検察は事件を、証拠を捏造する事を何とも考えていないのでは無いか、私は自分の経験からも思います。捏造する警察に、検察に正義は有るのでしょうか?私のケースは、強制採尿の令状が無くても、膀胱に留置カテーテルを医師に挿入させ、排尿バックに排出された尿を、証拠として差押えたものでした。前回も書きました通り、判決は違法収集証拠の主張は認められず、医師が診察を行い膀胱から尿を排出させる必要を認め、カテーテルを挿入したのであり、違法では無いと言うものです。次回、救急隊が共謀して行った事を裁判に提出された警察の取扱状況報告書、搬送経過報告書、救急隊が所属する消防署長名で出された捜査関係事項照会の回答書と、病院のカルテに記録されている救急隊や警察官から病院到着時医師や看護師に話された内容の差異をご覧頂きたいと思います。何故救急隊や警察官は病院に虚偽を述べる必要が有ったのでしょうか?勿論、強制採尿を令状無しで行う為だと私は思います。正しい来院経過、症状を医師や看護師に話してしまうと、治療が優先されでしまう、その前に尿を差押えたい、そう考えたのでしょう。恥ずかしながら私は数年前、脚の痛みで歩けなくなり、病院に行った所腎機能が著しく悪く入院して人工透析を受けなさい、と言われたことがありました。病院は原因が覚醒剤過剰摂取によるものだと、採血、腹部CT、尿検査で把握していました。私は当時逮捕されるのを恐れた事も有り、入院を断りました。病院から紹介状を渡され、透析設備が有る病院に必ず行くよう約束をさせられ、帰宅しました。腎不全らしかったです。ですが、病院には行けませんでした。それから数年後、私は覚醒剤を過剰摂取して、体調を悪くしました。全身が痺れ、真っ直ぐに立っていられない、繰り返す嘔吐、5時間で10回以上の血液が混じる水みたいな便、身体のほてり、1番に考えたのは横紋筋融解症、脱水、脳出血です。数年前に腎不全を指摘されて以来治療もせずにいた私は覚醒剤を使用しても、身体のダメージばかり先に感じていました。これだけ打ったら死んじゃうかも、そう思いながら打ったのですから、体調が悪くなるのは当然です。死んでもいい、死にたい、そんな気持ちも有りました。ですが、私が死ぬと唯一の肉親の弟が遺体を引き取り、遺品整理する事になる。覚醒剤で死んだ自分の遺品整理なんかさせる訳にはいかないな、と思い救急車を呼ぶ事にしました。自分で話せる自信が無く、建物の管理人さんにお願いしました。2021年9月、夜の9時頃の事です。