最近更新できずにいてとても申し訳ないという気分ではあったが、そろそろ更新を再開しようと思う。実は、最後の更新から今日に至るまで色々あって、状況が変わってきているので、そこら辺もわかるように書いていければと思います。

どこからともなく私に重く、重く圧し掛かっていた重石が、ついに解ける日がやってきた。それは、私がちょっと精神的にきつく、初めて仕事を休んだ日の翌日だった。もっとも、それについては、数日前に初めてチームの上司に誘われて行ったランチの席で、それとなく伝えられていたので、そこまでの驚きはなかったが、それでも遂にこの日が来たのかと思うと、嬉しくてたまらなかった。

そう、私はその日部署移動を言い渡された。


異動といっても、所詮ベンチャー企業での異動なので、フロアーが変わるわけでもなく、あまり大きな変化はない。もっとも大きな、そして重要な変化は、私がどうしてもそりが合わなかった人たちと共に働く必要がなくなるということだった。毎日会社に思い気持ちで入っていく。自分が席に着き、その人たちが席に着いたとたんに襲ってくる何ともいえないプレッシャー。この重苦しい雰囲気はなんなのだろう。


部署異動を言い渡されたその日、いつもはあまり話さない人からも、口々に「異動して良かったね」と笑顔で言われた。それは皮肉ではなく、前職でのキャリアを捨ててこの会社に移ってきた私が、明らかに働くことを楽しんでいない様子を見て、そしてその原因がどこにあるかを遠目から見ていて、なんとなく気にかけてくれていたのだろう。間接的に聴いた話からもわかったのだが、本当に人というのは他人のことを見ているものだなぁと思う。そんなこと誰も気にしていないだろうと思っても、実は案外見ていたりして、気にかけたりしているものだ。実力があるかどうかは別として、私は明らかにその力を発揮できていない環境にあるということを、周りの人はちゃんと見て、感じていたのだった。

特にマネージャー達はそうだった。

だからこそ、私の異動を後押ししてくれた。



新しく異動した部署は、私を暖かく迎えてくれた。机の位置が変わって私の職場を見る視点も物理的に変わったが、本当に変わったのは私の心の視点かもしれない。プレッシャーから開放された私は、再びチャンスを与えてくれた人たちに報いる為にも、ここからがんばらなければいけないと思っている。


そして・・・新しい部署で待っていたのは、また新しい形でのプレッシャーだった。それは大型案件を3月末から私一人に任せるというもの。それは数年先輩のこれまでやってきた仕事を、そのまま引き継ぐというもの。私が会社の顔として、顧客のニーズに応えるべく仕事をすることになる。業種はIT。私が前職でITメーカーに勤めていたから、という理由でこの案件が回ってきたらしい。私にできるのか、それはわからない。いや、やるしかない。顧客はそれを期待して、私に料金を払ってくれるのだから。

この1年目の社員に仕事を任せてしまうところが、ベンチャーで働くということの醍醐味なのかもしれない。


さぁ、ここからが新しいスタートだ。