最近様々な方面から、まことしやかにカナダで留学生が働けるようになるという情報が飛び交っている。確かに最近連邦政府の方から、将来的に留学生のキャンパス外での労働に柔軟性を与えようという方向性は出されたようだ。しかし私の解釈では、オンタリオ州の学生に対しての雇用機会が現時点で拡大されるということはなさそうだ。カナダではマニトバやアルバータなど一部の州で、これまでもパイロットプロジェクトとしてカナダ全土に公平に留学生が散らばるように、大学に通いながらキャンパス外で就労することを認めるということをやってきた。そして実際にそのプロジェクトの効果が出たらしく、今回それが連邦レベルまで広げられることになったらしい。
しかし・・・だ。よく考えてみて欲しい。様々な政治的な要因を考慮すると、今後どのようなタイミングで実際に留学生への就労が許可されるようになるかは未知数だ。それはもちろん雇用との関係で密接に政治が絡んでくるということもある。また、これまでのパイロットプロジェクトの目的を考えてみると、留学生への就労許可は”客寄せのパンダ”的要素が強い。したがって、今回の就労許可でも、これまで大学卒業後に1年間認められていた合法就労が2年間に引き伸ばされるという案は、カナダ3大都市(トロント・モントリオール・バンクーバー)では認められないということになっている。しかしこの3大都市で働けないとすると、いったいどこに働く場所があるというのか?
・・・オタワがありますね(笑)
<CIC Foreign Student>このリンクは4月14日に更新されたCICのページだ。これによると、オンタリオ州はパイロットプロジェクトの候補地には当たっていない。
しかし、18日付けの新聞では<The Globe and Mail, A1>留学生にキャンパス外での就労を許可すると同時に大学卒業後の就労許可を2年に延ばすと述べ、また他のニュースソースでも<ニュース>詳細が書かれているが、基本的には同じラインだ。
つまり情報を総合すると、2005年5月16日をもって、用件を満たしているカナダの公立大学の卒業生には卒業後2年のWork Permitが与えられることになったようだ。また一般の生徒のキャンパス外での雇用についても認められるとの事。ただここでのミソは、この制度を導入するのは今まで通り”州単位”であるというところ。つまり連邦政府が許可を出したからといって、それがすぐに我々個人が明日から働けるようになるということにはならないということだ。また州単位でいったいどの程度の制限が付いて、行政制度上準備ができるまでどのくらいかかって、その結果運用開始がいつになるのか、といった不確定要素が多数あるただ基本的には、後は各州がどのようにこの州の方針を行動に移していくかということになる。その細かい情報は、現段階では明らかにされてないのでなんとも言えないところだろう。私はかなり制限されるのではないかと見ている。
先日も取り上げたように、現在カナダはLiberal Party(自由党)が過半数割れを起こしながら政権をどうにか維持している。金銭関係のスキャンダルで痛んだこの政権が果たしていつまで持つのかはかなり疑問だ。このスキャンダルについては今晩マーティン首相がテレビ演説を行うらしい。しかし5月13日前後の「野党の日」と呼ばれる国会において野党の質疑が優先される日あたりに、内閣不信任案がでるのではないかと言われている。もし今選挙になれば、世論調査で10ポイント近くリードしているConservative Party (保守党)が勝つといわれている。
もしCPが勝てば、移民政策も異なることから留学生の扱いも変わる可能性がある。
いづれにしても、変な事実に基づかない噂に惑わされること無く今後の事態の推移を見守りたい。
しかし・・・だ。よく考えてみて欲しい。様々な政治的な要因を考慮すると、今後どのようなタイミングで実際に留学生への就労が許可されるようになるかは未知数だ。それはもちろん雇用との関係で密接に政治が絡んでくるということもある。また、これまでのパイロットプロジェクトの目的を考えてみると、留学生への就労許可は”客寄せのパンダ”的要素が強い。したがって、今回の就労許可でも、これまで大学卒業後に1年間認められていた合法就労が2年間に引き伸ばされるという案は、カナダ3大都市(トロント・モントリオール・バンクーバー)では認められないということになっている。しかしこの3大都市で働けないとすると、いったいどこに働く場所があるというのか?
・・・オタワがありますね(笑)
<CIC Foreign Student>このリンクは4月14日に更新されたCICのページだ。これによると、オンタリオ州はパイロットプロジェクトの候補地には当たっていない。
しかし、18日付けの新聞では<The Globe and Mail, A1>留学生にキャンパス外での就労を許可すると同時に大学卒業後の就労許可を2年に延ばすと述べ、また他のニュースソースでも<ニュース>詳細が書かれているが、基本的には同じラインだ。
つまり情報を総合すると、2005年5月16日をもって、用件を満たしているカナダの公立大学の卒業生には卒業後2年のWork Permitが与えられることになったようだ。また一般の生徒のキャンパス外での雇用についても認められるとの事。ただここでのミソは、この制度を導入するのは今まで通り”州単位”であるというところ。つまり連邦政府が許可を出したからといって、それがすぐに我々個人が明日から働けるようになるということにはならないということだ。また州単位でいったいどの程度の制限が付いて、行政制度上準備ができるまでどのくらいかかって、その結果運用開始がいつになるのか、といった不確定要素が多数あるただ基本的には、後は各州がどのようにこの州の方針を行動に移していくかということになる。その細かい情報は、現段階では明らかにされてないのでなんとも言えないところだろう。私はかなり制限されるのではないかと見ている。
先日も取り上げたように、現在カナダはLiberal Party(自由党)が過半数割れを起こしながら政権をどうにか維持している。金銭関係のスキャンダルで痛んだこの政権が果たしていつまで持つのかはかなり疑問だ。このスキャンダルについては今晩マーティン首相がテレビ演説を行うらしい。しかし5月13日前後の「野党の日」と呼ばれる国会において野党の質疑が優先される日あたりに、内閣不信任案がでるのではないかと言われている。もし今選挙になれば、世論調査で10ポイント近くリードしているConservative Party (保守党)が勝つといわれている。
もしCPが勝てば、移民政策も異なることから留学生の扱いも変わる可能性がある。
いづれにしても、変な事実に基づかない噂に惑わされること無く今後の事態の推移を見守りたい。