神谷 こんばんはー。神谷浩史でーす。


小野 もす。小野大輔です。


神谷 さて今日はまずはですね、
僕、神谷浩史からリスナーの皆さんにお話したいことが
ありまして、実は今回のラジオのオープニングを録りなお
して、お届けしております。


えー、…察しのいい方はおわかりかと思いますが、
今週発売になった写真週刊誌のほうにですね、
僕のプライベートに関する記事が掲載されました。
そのことに関してご心配をおかけしたり、なかにはお心を
痛めていらっしゃる方がいらしたりしたら、まずはお詫び
申し上げます。本当にすいません。


えー、まあ…いつもの軽口をお許しいただけるなら…
あの写真…もっといい写真はなかったのかっていうこと

なんですけれどもっ


小野・諏訪 アハハッ、アハハハッ!


神谷 えー。まぁあの普段ね、声優雑誌なんかで見かける、

メイクした上に修正をしていただいた僕とは似ても似つかない、

まぁ…いつものさえないおっさん…
僕は見慣れてるんですけどもっ


小野  ワハハハハ。


神谷  まあ それ見たら、

僕がプライベートなんて見せたくもないし、

しゃべりたくもないっていうのは、なんとなくわかって

いただけると思うんで(最後の”す”は強めに発音)


今回ですね、思いもよらないところからプライベートに
スポットをあてられてしまいまして、僕としても驚いて

おります…。


えー、僕には…品行方正ではないかもしれないし、
皆さんには誇れるものではないかもしれないんですけれど

も、プライベートというものが存在しています。

でも…僕にとっては守るべきプライベートです。


そのプライベートという土台の上に、皆さんが知っている

声優の神谷浩史は存在しています。


僕個人の考え方として、

プライベートをお仕事やエンターテインメントにはなるべく

持ちこまない、

そして自分がやりたいと思うことよりも、
皆さんに楽しんでもらうことを優先する、
あとは…嘘はなるべくつきたくないっ  みたいな…

そういった、漠然とありますが強いポリシーがあります。


声優という職業上、自分の名前で人前に立ったりとか、
ラジオなんかで発言するときも常に作品やキャラクターを

背負っているという自負が…

そういうポリシーを持つに至った要因であることは間違い

ないと思います。


イベントなんかに足を運んでくださったりとか、あるいは

テレビ、ラジオ等にチャンネルを合わせてくださっている

みなさんに、その時間を楽しんでいただくことが僕にとって

いちばん重要なことだと考えています。


その場にそぐわない行動は極力慎む、ということなんだと

認識していただければ、と思うんです。


その弊害としまして、プライベートが介入する隙間が

なくなって、ご報告するタイミングを逸したまま、現在に

至ったことが今回の事態を招いた一因だと…思ってます。


ですが、そういうポリシーを理解してくださっているスタッ

フといっしょに全力でエンターテインメントに向き合ってき

た結果が、先日のEXPOなどにつながっているんだと思います。


小野 …そうですね。はい…


神谷 なので、これからもそのポリシーを持って皆さんに

楽しんでいただける時間をご提供できるよう、

正しくエンターテインメントというものに向き合っていきた

いと思っていますので、引き続きマイクを通じて全力で

パフォーマンスすることをお許しいただければ、

というふうに思います。


僕個人として発言する場、ブログやツイッターなどを

やっていないこともあり、今回、文化放送ならびに

スポンサーの了承を得た上で今回お時間をいただきました。


CMが明けた瞬間からね、いつもの楽しい放送をお届けする

ことをお約束しますので、引き続きっ、いつものようにっ、

おつきあいいただけたら幸いですっ


小野 いやもうホントにでも目の前にいるおじさんは、

いつものさえない人ですね……。


神谷 ウッハッハッ!
う~ん、ホントっ、そうっ、 まあ…そうなぁ~

ホントにすまんなっ


小野 いやいや、もうこれからもホントにゲラゲラ笑いして

いこうよ。


神谷 さえないおっさんでホントにすまんがっ


小野 もうもうもうもうっ!


神谷 これからもよろしく頼むわっ
はいっ ということで今夜も始めていきましょう!
僕とあなたの物語。


神谷・小野 Dear Girl~Stories~


小野 第484話「本日はDGS EXPO 2016初日のラジオパートをお届けします」


神谷 あ!代永くん、急に電話してごめんね。あの時は。


小野 めんご、めんご。